現行の国土交通省告示で使用が制限されている電子機器に対する再評価が行われた。それによると、飛行中の旅客機内で通信機能(無線LAN)を持つ携帯ゲーム機を使用すると、運航システムに誤作動をもたらす危険性があるとして、国土交通省は携帯ゲーム機の一部機能を機内で使用することを制限するとのこと。 今回指摘された携帯ゲーム機は、ニンテンドーDSやPSPなど無線通信機能を使って他者と対戦・通信できるもので、今後機内では通信機能をオフにすることが促される。なお、通信機能さえ切っていれば、シートベルト着用サインが消えたあとの巡航時使用は認められる方針だ。 航空機内における安全阻害行為等に関する有識者懇談会での提言を受け、今後提言を審議、のちルール改正が行われる。懇談会では携帯ゲーム機のほかにも、機内で携帯電話を使用したことが原因としたトラブルや、客室乗務員へのセクハラなどにも触れ、これらの問題解決に努めると
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