マツダは今秋、主力コンパクトカー『デミオ』の第4世代モデルをリリースする。そのプロトタイプに触れる機会を得たのでリポートする。 新型デミオのスタイリングはマツダが現在展開中の「魂動デザイン」コンセプトが反映されたものだ。意匠性の高い大型ヘッドランプや大開口グリルでくっきりとした表情作りを行い、ボディサイドにも深々とした彫りをつけて躍動感を出している。唯一、あっさり気味なのはリアビュー。「リアセクターは現行モデルでもお客様から好評をいただいているのと、デミオのアイデンティティの継承性を考えてデザインした」とは、エクステリアデザイン担当者の弁。 このエクステリアデザインがコンセプトカーとして初めて披露されたのは、春のジュネーブモーターショー。その写真を見た時は「いくら何でもコンパクトカーでこのデザインはくどいのではないか」と思ったのだが、現地在住のフランス人ジャーナリストは「実物は格好よかった
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