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ブックマーク / kenkyukan.fc2web.com (2)

  • オタクネタマンガの世界(後編)

    *前編はこちらです。 ・オタクの負の側面を描いた作品も登場。 まず、前編で紹介したオタクネタマンガの代表作とは正反対の、オタクのネガティブな側面を強調して採り上げた作品も登場します。コアなマンガ読みの間では著名なきづきあきらによる「ヨイコのミライ!」です。Webコミック雑誌である「コミックSEED!」での連載で、その時点で非常にマイナーであり、しかも雑誌の廃刊で連載が中断するという不運に見舞われ、そのせいで知名度は非常に低い作品です。「知る人ぞ知るマンガ」だと思われますが、最近は作者が以前よりは知られるようになったため、作品の方も少しずつ知られるようになってきています。 内容的には、とにかくオタクの持つ人間性の悪い部分、それのみが徹底的に強調されます。オタクの楽しい生活を描いた「げんしけん」とは対照的な作風で、「壮太君のアキハバラ奮闘記」のように、ギャグで笑わせるようなところも一切

  • オタクネタマンガの世界(前編)

    *後編はこちらです。 ここ最近、どういうわけか、オタクをネタにしたマンガが隆盛を極めているようです。オタクの笑える生態や、オタクにしか分からないマンガ・アニメ・ゲームのネタをふんだんに採り入れたマンガ、そんな作品がコンスタントに出るようになりました。これは、昨今の一般層にまで広がった秋葉原ブーム・メイド喫茶ブームも関係しているのでしょうが、実際には、秋葉原がこのようなブームになる前から、この手のマンガはコンスタントに存在し続けており、その当時からすでに大人気を獲得した作品も登場していました。この記事では、そんなオタクネタマンガをひとつひとつ紹介し、その世界の広がりを見ていきたいと思います。 ・この手のマンガの原点はいつか? まず、このようなオタクをネタにしたマンガ、それが出始めたのはいつ頃なのでしょうか。 実は、わたしにも当に正確なことはわからないのですが、しかし、確実にこ

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