地元でとれたあわびを普段よりも安い特別価格で販売する、「あわびまつり」が気仙沼市で開かれました。 あわびまつりは、気仙沼市本吉町の第3セクターが毎年この時期に開いていて、ことしは津波で被害を受けて、4月に仮復旧した道の駅で開かれました。 まつりには、近くの漁場でここ1週間ほどでとれたあわび、およそ520キロが用意されました。販売価格は1キロ8000円と、通常よりも3割以上安いということで、会場には、販売が始まる前から大勢の人が集まり、大きさなどを見比べたりしてあわびを買っていきました。 このほか、ホタテやタコなどの海産物も特別価格で販売されていて、贈答用やおせち料理にしようという人が食材を買っていました。 あわびを買った73歳の女性は「毎年楽しみにしていて、ことしも朝早くから並んで買いました。奈良に住む娘に送りたいと思います」と話していました。 66歳の女性は「家が津波で流されましたが、こ