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ブックマーク / goldhead.hatenablog.com (10)

  • ヴィーガン、反ヴィーガン、いろいろあるけどその中間あたりにいてもいいよな - 関内関外日記

    先日、東海林さだおと赤瀬川原平の対談集を読んだ。そこでこんなやりとりがなされていた。その感想文でも引用した箇所だが、また引用する。 赤瀬川 でも、そうはいかなかったんだよね。この世の中は。確かにつくったときの計算が間違ったのかもしれない。 東海林 まずいよねえ(笑)。牛だって可哀相でしょう。 赤瀬川 ねえ。僕らが生きるために殺されて、一生が終わっちゃうんだもんね。 東海林 できることなら、なるべく少ない殺生で生きたいね。 赤瀬川 うん。もし僕が牛だったら、あるいは人間が料にするなにか巨大な生きものだったら、やっぱり「こいつの一のために俺が命を落とすのはもったいない」って思うもん(笑)。 東海林 殺される方の論理ね。牛なんか、生まれたときからそういう一生の生活設計ができてるわけでしょ。 赤瀬川 人は知らないけどね。 東海林 人間にべられれるために生きている。よく考えたらこんな罪はない

    ヴィーガン、反ヴィーガン、いろいろあるけどその中間あたりにいてもいいよな - 関内関外日記
    carrion-crow
    carrion-crow 2020/10/21
    「センチメンタルな人間なのだし、可哀相という気持ちが湧くわけである。しょせん、お気持ちではある」「とはいえ、お気持ちのなにが悪いのか、という気もする」
  • 25000円でイージーオーダースーツを作る話 - 関内関外日記

    「お前に免許を更新する権利をやろう」というありがたいオオアリクイが警察24時から未亡人に届いた。俺はたまたま子供を6人轢き殺していないだけ - 関内関外日記(跡地)なので、はっきり言っておれが自動車のハンドルを握る可能性は少ないのだけれども、免許を返上するのももったいないような気はする。障害騎手が足らなくてレースが不成立になる時代だ。それに車の方が進歩して勝手に運転してくれるようになるかもしれない。 まあ、おれが車を所有するだけの金を手に入れることは金輪際なさそうなので、それもまた関係ない話だが。ただ、失効してもう一回取るのに何十万? とかいうの考えたら、やっぱり三千数百円で継続で、みたいな。 それでおれは、なんとはなしに所持している運転免許証を財布から出して眺めたりしたわけだ。当然のことながら写真が載っている。女から「なんか詐欺師みたい。ともかく胡散臭い」と評判の、目付きの悪いスーツの男

    25000円でイージーオーダースーツを作る話 - 関内関外日記
    carrion-crow
    carrion-crow 2013/01/23
    「 なんつーのか、カスタム趣味みたいなもんってあるじゃん。」
  • 『空爆の歴史―終わらない大量虐殺』を読む - 関内関外日記

    空爆の歴史―終わらない大量虐殺 (岩波新書) 作者: 荒井信一出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2008/08/20メディア: 新書購入: 1人 クリック: 8回この商品を含むブログ (18件) を見る 第一次世界大戦後の1922年、イタリアの将軍ジュリオ・ドゥーエが『空の支配』(Il Dominio dell Aria)を著した。彼は大戦の経験から、これからの戦争は「もはや兵士と民間人の区別のない」総力戦であり、そこでは空爆によって民衆がパニックをおこし「自己保存の能に突き動かされ、戦争を終わらせろと要求するようになる」と説き、住民の戦意をくじくテロ効果を強調して無差別爆撃論を提唱した。「戦時国家の最小限の基盤である民間人に決定的な攻撃が向けられるので戦争は長続きしない」、「長期的に見れば流血をすくなくするので、このような未来戦ははるかに人道的だ」とまで述べている。 たまたまタイト

  • 『咲-Saki-』のことと、あと作品のリアルさとかについて - 関内関外日記

    咲 Saki (7) (ヤングガンガンコミックス) 作者: 小林立出版社/メーカー: スクウェア・エニックス発売日: 2010/04/24メディア: コミック購入: 17人 クリック: 327回この商品を含むブログ (106件) を見る咲 Saki (8) (ヤングガンガンコミックス) 作者: 小林立出版社/メーカー: スクウェア・エニックス発売日: 2011/06/25メディア: コミック購入: 7人 クリック: 282回この商品を含むブログ (75件) を見る咲 Saki (9) (ヤングガンガンコミックス) 作者: 小林立出版社/メーカー: スクウェア・エニックス発売日: 2012/03/24メディア: コミック購入: 11人 クリック: 219回この商品を含むブログ (47件) を見る咲 Saki (10) (ヤングガンガンコミックス) 作者: 小林立出版社/メーカー: スクウェア

    『咲-Saki-』のことと、あと作品のリアルさとかについて - 関内関外日記
    carrion-crow
    carrion-crow 2012/05/24
    「それの全体がどんなにすばらしくて、その欠点一つで真っ黒になるわけじゃないけど、なにか小さな一点の染み、抜けるような青空撮ったのにぼんやり写り込むCMOSの埃、そんなものはある。完全なものはありえない」
  • こんな感想でいいのか? 『続 獄窓記』山本譲司 - 関内関外日記

    続 獄窓記 作者: 山譲司出版社/メーカー: ポプラ社発売日: 2008/02メディア: 単行購入: 2人 クリック: 18回この商品を含むブログ (15件) を見る 図書館とか行って、そういえば『累犯障害者』読んでなかった! と思ったけれども、なかったので代わりにこれを手に取った。金がかからないというのはおそろしいものである。ちなみに、前作『獄窓記』は既読で、そのときも俺は「初めは『累犯障害者』の方を読みたかったのだが、あいにくこっちしかなかったのだ」とか書いているのだから、まったく進歩がない。ちなみに、「唐突な四字熟語、それもご愛敬」とか書いてたけど、それは刑務所ルールの限られた文字数で手紙を書くさいについてしまった癖と、作でわかって納得した。 http://d.hatena.ne.jp/goldhead/20070807/p1:TITLE さて、『続』、だ。刑務所の後、のことだ

    こんな感想でいいのか? 『続 獄窓記』山本譲司 - 関内関外日記
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    carrion-crow 2012/01/29
    ここに出てくる本を後で読みたい……ような、読みたくないような。
  • 徳間理事長じゃないっすか!〜映画『コクリコ坂から』の感想〜 - 関内関外日記

    レイトショーのブルク13はみなとみらい、桜木町駅徒歩1分にして『コクリコ坂から』を観るに絶好の映画館かもしらん、100席の小スクリーンもまたよしと思う。 徳間理事長の思い出 さて、それにしてもタイトルのとおりである。主人公の話をすっ飛ばして学校の理事長の話をしたいのである。学校の理事長は東京の出版社の社長であって、名前を徳丸という。徳丸の出版社では「アサヒ芸聞」なる週刊誌を出しているようであって、徳丸社長はといえばなにやら豪快で話のわかりそうなおっさんなのである。徳間理事長じゃないっすか! wikipedia:徳間康快 って、Wikipediaにも『コクリコ坂』の記述があるが、今読んだ。まあともかく、見た目も名前も徳間理事長なのである。そう、何度か書いてきたので隠すこともないが、俺はこの人が理事長だった中学・高校の出だ。ちなみに、俺はこの名前を<とくま・こうかい>と読む。 元は校長だったが

  • あの日見た花のことを先生には話すなよ - 関内関外日記

    花をきれいだと思わない子どもたち 例えば「花が咲き乱れている」という文を読んで、どんなことを思うか聞いたとする。 「花がたくさんあるということは自然が豊かな場所かな」とか 「どんな花だろうか」「季節は春なのかな」とか 「たくさん花があったらきれいだろうな」とか 考えようと思えば考えることはたくさんある。 でも、子どもたちは「わからない」「何も感じない」って言うんだよね。(経験談) この件について、ブックマークでこんなこと言った。 http://b.hatena.ne.jp/entry/anond.hatelabo.jp/20110711193536 花を愛でる心持ちなんてのは、人生の経験と相まって作りあげられていくもんだろ。年寄りの趣味だ。 言いたいことを言ったが、言い切れてないところと、よくわからないところもあって、ちょっとメモする。 まず第一に、なんか俺の指摘はもとの文とずれたところの

    あの日見た花のことを先生には話すなよ - 関内関外日記
  • サンデル読んでるわけでもないのでよくわからんで - 関内関外日記

    ※このごろもやもやしているものをぶわっと書きだしてみただけなので、何の話題かというリンクも貼ってないので適当に検索してください。 発端はビル・ゲイツの発言を紹介するような記事で、曰く「原発事故での死者の数は石炭かなんかほかの方法に比べて少ない」とかそういうので、ゲイツにかぎらずそういう論はたまに見かけるんだけど、疑問に思うのは「人間の死というのは生物学的な死」だけなの、というようなこと。生活や人生の破壊というのは、死に等しいくらい大きなダメージあるんじゃねえのかという。なぜことさら死者の数にこだわるのかという。むろん、家を失ったりした人を死者扱いするわけでもないし、炭鉱労働者なら炭鉱労働者の死を軽んじるつもりもないが、結果的にそうであるとしても、やはりそこんところは釈然としない。ゲイツはすべてを失っても金銭的補償があれば満足するのか、それとも生活基盤や人生なんて裸一貫からあっという間に立ち

    サンデル読んでるわけでもないのでよくわからんで - 関内関外日記
    carrion-crow
    carrion-crow 2011/05/20
    「どうも俺は新たなるエネルギーについて感じるのは、このイメージだ。微量に発電し、微量に使う。そこら辺のものから生み、そこら辺で使う」
  • もうブロガーでいいや - 関内関外日記

    俺が書いているのはブログで、俺はブロガーということでいいやという気持ちになっている。ブログというのは、出始めのころはやはりなにか新しめの、流行の、そういったものの語感という風もあって、どうもなんとなくいけ好かないやつであって、これはダイアリー、日記だ、俺が書いているのは日記やメモだということにしていた。 が、どうももう、なんというか、ブログというものもいろいろの新興ネットワークサービスなどに隠れ、衰退するままで、後に残ったのは時流に取りのこされたおっさんばかりという有り様であって、そうなってくるとブログやブロガーというものが自分にしっくり来るようなところがある。観測範囲? 知った話か。 というわけで、俺はブロガーで、これはブログです。 ちなみに、俺が心地良いと思うのは無くなる直前の横浜松坂屋やなにかであって、はっきり言って死臭を好むハイエナ、あるいは腐敗臭の中に居心地良い銀バエの感覚。俺が

    もうブロガーでいいや - 関内関外日記
    carrion-crow
    carrion-crow 2011/05/11
    「俺が心地良いと思うのは無くなる直前の横浜松坂屋やなにかであって、はっきり言って死臭を好むハイエナ、あるいは腐敗臭の中に居心地良い銀バエの感覚」「そういう意味で俺に好かれるものは存続を危惧すべき」
  • 夢の伊東温泉と坂のある港町の夢、あるいは銚子電鉄について - 関内関外日記

    万馬券を当てて調子にのって温泉旅行というのが昭和の夢である。行き先は伊東温泉がふさわしい。女と二人、踊り子号に乗って伊豆半島を下る。そして、伊東温泉競輪。「宿賃を浮かしてグリーン車で帰るぞ」などとうそぶくも、俺は競輪をよく知らぬし、女は競輪に全く興味がない。くたびれたスタンドでただただ色とりどりのヘルメットが走り抜けるのを眺める。ときおり飛ぶだれかの野次もくたびれ、風景のすべてがくたびれ、俺もすっかりくたびれてしまう。女は飽いてどこかに行ってしまい、はずれ車券舞う夕照りの中ひとり途方に暮れる。これである。 ※写真は今はもうない競輪場のイメージである。というか俺は花月園の感想を書いていなかったのだっけ? これである、と意を決したところで伊東温泉競輪が開催していなければ話にならない。他場発売では面白くないからだ。だから俺は、調子にのってべつの温泉を目指した。 東京駅からがらがらの特急に乗り込み

    夢の伊東温泉と坂のある港町の夢、あるいは銚子電鉄について - 関内関外日記
    carrion-crow
    carrion-crow 2011/05/04
    「人生は百台の貨客車であって、乗り合うわれわれもまたなんとやら。」
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