KubernetesのアーキテクチャでHTTP2のトラフィックが偏る問題を再現するHTTP2 は L7 で動作するプロトコルなので、L4 ロードバランサ (L4LB) をアーキテクチャ上で使っている場合は、特定のPodにトラフィックが偏ってしまうことが知られています。HTTP2 は1つの TCP コネクションの中にHTTPリクエストを多重化して送ることでオーバーヘッドを削減出来ますが、逆に L4 LB だけでは、1つの TCP コネクションを使い続けてしまうので、結果としてリクエストが偏ります。 ※ GCPは、L4 ロードバランサはGCPでは Network Load Balancing として提供しています。(https://cloud.google.com/load-balancing/docs/network/) 実際にどの程度偏るのか?自分の環境で検証をしてみたい方もいると思います