スチーム速報 VIP あの夏の日、僕たちは輝いていた。
![パスワード認証](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/df6f344ea203f3268bc405a8df0c3aa344b97129/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Flivedoor.blogimg.jp%2Fnewsteams%2Fimgs%2F7%2F8%2F7825227c-s.jpg)
経済学の依拠している功利主義は、独立した<私>がある財から得る<効用>を最大化すると想定しているが、このような素朴唯物論は心理学でも脳科学でも否定されている。本書もいうように、そもそも私という存在が無数のニューロンの刺激を合成した錯覚であり、それが外部の物体を直接に知覚することもありえない。脳はまず外界のモデルをつくり、その予測を経験によって修正しながら知覚するのだ。 こうした知覚が意味として成立するには、他人との相互作用によってモデルを共有する必要があり、認識は本源的に相互主観的だ――こうした認識論は100年前にフッサールが内省によって導いたものだが、最近の脳科学はそれを裏づけている。フッサールが地平と呼んだものが、脳内のモデルに対応している。こうした相互主観的な認識の成立する過程では、他人の気持ちを感じるミラーニューロンが重要な役割を果たす。 もう一つ重要な発見は、こうした知覚が身
党首討論は、麻生氏の迫力勝ちでしたね。野党になったら、かなりいい「斬り込み隊長」になるのではないでしょうか。経済政策がだめなのはどっちもどっちですが、外交・軍事では民主党の政策は支離滅裂です。これは社民党との選挙協力という制約もあるのでしょうが、党内にも社民党の残党が多いので、政権を取ったら迷走しそうです。こういう「平和ボケ」が戦後60年以上も続くのは、日教組の教育とか「反日マスコミ」のせいばかりではなく、日本が世界にもまれな平和な国だったためだと思います。 世界の文明国で、歴史上一度も外国に征服されなかった国というのは、他にありません。梅棹忠夫氏もいうように、このような侵略にそなえる中央集権国家が発達しなかったため、コミュニティの自律性が高く、社会的規範が安定していたことが、日本が非西欧圏で唯一、自力で近代化できた原因でしょう。もちろん戦国時代のような内戦はありましたが、これは武士どうし
若い頃身近に米人がよくいて、蝉の声が聞こえる季節になると、あれって英語でなんていうのと聞いてみた。cicada、locustと、おきまりな答えなのだが、どうもイメージが違う。いや、それを指し示すという点では同じ実体を指すのだろうが、どうもなんか違うな、違う世界を見ているなという感じがする。なんというのか、あれ、おじゃる丸に出てくる電ボ三十郎みたいなイメージで、ああいう透明の大きな羽根をもってばたばたという存在を、cicada、locustと呼んでいるのだろうなと思った。 自分はセミというとなんだろ、とにかく米人たちのイメージのそれではない。なんというのか、もうちょっと奇っ怪なというかしょこたんが頭に飾っていたあれみたいな。 それと蝉の声がどう聞こえるかと聞いてみるのだが、要領を得ない。雑音が波音のように聞いているのかもしれない。米人の脳、みたいなアホーな議論をしたいわけではないが、蝉の声を
Economist誌に「マクロ経済学の暗黒時代」を作り出した元凶と名指しされたロバート・ルーカスが、これに反論しているが、今ひとつ切れがよくない。効率的市場仮説については、こう弁護する:Over the years exceptions [of the EMH] and “anomalies” have been discovered (even tiny departures are interesting if you are managing enough money) but for the purposes of macroeconomic analysis and forecasting these departures are too small to matter. The main lesson we should take away from the EMH for p
プログラマ兼業ライター。著書に「叫ぶ! Cプログラマ」,「プログラマを笑え」その他。翻訳書に「ザ・ビルゲイツ・ジョークブック Vol.1&2」がある。 最近サボリがちの当ブログだが,こんな面白い本をご紹介できるんだからホソボソとでも続けてく価値はあるよな。著者のホロビンはイギリス,オックスフォード大出身のお医者さんで,かつ医学専門雑誌「Medical Hypothesis」の創刊エディタでもある精神分裂病(この訳語,現在は「統合失調症」と呼ぶことになってるけど,本書では混乱を避けるために「精神分裂病」と翻訳してる。なので以下の拙文でもこれを使います。乞うご理解)の研究者。そしてこの本の要旨は……例によってとっても乱暴にかいつまんで言うと,人類がチンパンジーと共通の祖先から別れて進化する誘因となったのは,現在の我々に精神分裂病を引き起こす遺伝子の突然変異ではなかったか,というものである。
2009年07月28日22:00 カテゴリ書評/画評/品評 s/日本/社会/g - 書評 - 日本の難点 旅の道連れに購入。 日本の難点 宮台真司 歯切れがよくて面白かった。 それだけに、「真に受ける」とアブナイとも感じた。 おっちょこちょいの私が見てさえ、錯誤が少なくない本書ではあったが、本書の問題提起はそれを補ってあまりあるものかも知れない。 それは、社会の難点とは何かということだ。 本書「日本の難点」の主題は、「日本」ではなく「難点」にある。何の難点かというと、社会である。本書において日本というのはあくまでも例題であり、主題ではない。 目次 - Amazonより はじめに 第1章 人間関係はどうなるのか? コミュニケーション論・メディア論 第2章 教育をどうするのか? 若者論・教育論 第3章 「幸福」とは、どういうことなのか? 幸福論 第4章 アメリカはどうなっているのか? 米国論
行動経済学(こうどうけいざいがく、英: behavioral economics)とは、経済学のモデル理論に心理学的に観察された事実を取り入れていく研究手法である[1][2][3][† 1]。 行動経済学は当初は主流派経済学に対する批判的な研究として生まれたが、1990年代以降の急速な発展を経て米国では既に主流派経済学の一部として扱われるようになった[4][† 2]。 なお、通常は「行動経済学」といえば第二世代以降の行動経済学(新行動経済学)を指すが[5]、本記事では第一世代の行動経済学(旧行動経済学)についても併せて解説する。 概要[編集] 従来の新古典派経済学が採用していた仮定は 人々はベイズ確率的に推論する。 人々は静的な選好を所与として意思決定する 人々は期待効用を最大化する。 人々は動学的意思決定において将来の効用を指数的に割り引く。 人々は自身の効用のみに関心を持つ。 人々の選
これまで、ハイコンテクスチュアルな論調で熱狂的な支持を得てきた社会学者の宮台真司氏だが、発売後1カ月で10万部を突破した近著『日本の難点』では「大学の講義でいつも語っている内容」と自身が語る。同書出版の経緯、現在の若手論壇への見解、個々の論点についての読み方など、宮台氏に聞いた──。 ──宮台さんにとって、『日本の難点』は初めての新書となりましたが、まずは出版の経緯をお聞かせください。 宮台 今回の本の内容は、僕がいつも講義で学生相手に喋っていることです。繰り返し喋ってきたことで、眠っていても喋れるほど自動化された内容です。なので、当初はそうした内容を『日本の論点』的な文章にまとめるのは、気が進みませんでした。でも、編集者から「宮台さん自身には当たり前でも、まさに読者が求めている内容だ」と説得されました。僕の講義では、社会理論や政治思想の抽象的な話の中に、豊富な時事的なネタを入れ込みます。
来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…
はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました 以下のエントリの通り、今年末を目処にはてなグループを終了予定である旨をお知らせしておりました。 2019年末を目処に、はてなグループの提供を終了する予定です - はてなグループ日記 このたび、正式に終了日を決定いたしましたので、以下の通りご確認ください。 終了日: 2020年1月31日(金) エクスポート希望申請期限:2020年1月31日(金) 終了日以降は、はてなグループの閲覧および投稿は行えません。日記のエクスポートが必要な方は以下の記事にしたがって手続きをしてください。 はてなグループに投稿された日記データのエクスポートについて - はてなグループ日記 ご利用のみなさまにはご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。 2020-06-25 追記 はてなグループ日記のエクスポートデータは2020年2月28
諦観の舞台裏 前回小ネタで書いたエントリが、はてな近辺で、やたら反響があがってしまったので、実は結構当惑してました。 こういう話が受けるのかねえ。 実はあのアフォリズム、私が諦観云々という話ではない。 生きるのが息苦しそうな、とびきり優秀な同世代の友人たちのことを思って、言葉にしたものだったからだ。 ぼくはまあ、企業研究所に勤めているロスジェネ世代のサラリーマンなわけです。 で、うちの会社の研究所とか、大学の研究室とかで、私の前後の世代の「いちばん優秀なレベルの奴ら」を見ると、どうも結構みんな苦しんでいる。 何に苦しんでいるかというと、「周りのレベルが低いこと」に対して、苦痛を感じているわけだ。どうも、このロスジェネ世代、幸か不幸か、そういう人の比率が高い。 * ロスジェネで、優秀で野心のある人間というのは、あちこちの大学やら研究室やら渡り歩いて、ときにはアメリカに行ってみたり、流
20世紀初頭にソシュールによって始まった哲学の革命を「言語論的転回」と呼んだのはローティだが、『認知文法のエッセンス』は、いま人文科学で認知論的転回が起こっているという。それはチョムスキーに代表される分節言語をモデルとする形式主義を否定し、言語が非言語的な生活の中から生成するプロセスをとらえようとする方法論だ。 その元祖レイコフの理論のコアにあるのは、メタファーの概念である。彼は、言語や知性は先天的に与えられたものではなく、特定の文化圏の中で形成されたフレームに依存するものだと主張する。たとえばブッシュ政権の"tax relief"という政策には「納税者を救済する」というフレームが暗黙のうちに含まれている。この"relief"というフレームの中で論争したことが民主党の敗因だった。 "The Stuff of Thought"は、このテーマを心理学の立場から論じ、言語をフレームの概念で理
来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…
フランシスコ・デ・ゴヤの版画連作『ロス・カプリチョス』から、『理性の眠りは妖怪を生む』(El sueño de la razón produce monstruos) 防衛機制(ぼうえいきせい、英: defence mechanism)は、受け入れがたい状況、または潜在的な危険な状況に晒された時に、それによる不安を軽減しようとする無意識的な心理的メカニズムである[1]。欲求不満などによって社会に適応が出来ない状態に陥った時に行われる自我の再適応メカニズムを指す。広義においては、自我と超自我が本能的衝動をコントロールする全ての操作を指す。 元々はジークムント・フロイトのヒステリー研究から考えられたものであり[2]、後に彼の娘のアンナ・フロイトが、父の研究を元に、キンダー・トランスポート(英語版)でイギリスに連れてこられたユダヤ人の子どもたちのケアをしながら行った児童精神分析の研究の中で整理し
うめぇヨーグルトソースでもいかがですか。個人差にもよりますが。もしよろしければ。 お久しぶりです。 最近うんめぇ〜と思ってるヨーグルトソースがあるので、書いていこうと思います。 ヨーグルトとハーブ類をもりもり使うので、そういうのが食べられない方にはうんめぇソースではないです。ごめんなさい…。もしよろしければお茶だけも…旦~ 【用意する…
来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く