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ブックマーク / kotobank.jp (25)

  • 知(チ)とは? 意味や使い方 - コトバンク

    [音]チ(呉)(漢) [訓]しる [学習漢字]2年 1 物事の質をしる。対象を心に感じ取る。「知覚・知識・知命/感知・察知・周知・熟知・承知・認知・未知・予知」 2 しらせる。「下知げじ・げち・告知・通知・報知」 3 相手を理解し、つきあう。しりあい。「知音ちいん・知己ちき・知遇・知人・知友/旧知・辱知」 4 物事を見抜く力がある。理解する能力。ちえ。「知恵・知者・知能・知略/英知・奸知かんち・機知・故知・才知・人知・世知・頓知とんち・無知・理知・良知」 5 取りしきる。つかさどる。「知県・知事」 [名のり]あき・あきら・おき・かず・さと・さとし・さとる・ちか・つぐ・とし・とも・のり・はる [難読]知客しか・不知火しらぬい ち【知/×智】 1 物事を認識したり判断したりする能力。知恵。「―・情・意」 2 (智)《〈梵〉jñānaまたは、梵prajñāの訳》仏語。事物や道理を識知・判断・推

    知(チ)とは? 意味や使い方 - コトバンク
    castle
    castle 2024/07/05
    「1 物事の本質をしる。対象を心に感じ取る(知覚・感知)2 しらせる(告知・通知)3 相手を理解し、つきあう。しりあい(知人)4 物事を見抜く力がある。理解する能力(知恵・英知)5 取りしきる。司る(知事)」
  • 生者必滅(しょうじゃひつめつ)とは? 意味や使い方 - コトバンク

    [語誌](1)「北涅槃経‐二」などに由来すると思われるが、表白文、講式を介して定着したものか。中世軍記物以降、「会者定離」と対句的に用いられることが多い。 (2)意味の近い「盛者必衰」の語は「仁王経」などの仏典に見られるが、日では「生者必滅」と混同して用いられることも多い。

    生者必滅(しょうじゃひつめつ)とは? 意味や使い方 - コトバンク
    castle
    castle 2024/03/27
    「仏語。生命あるものは必ず死ぬときがあるということ。人生の無常をいう語」「生者必滅会者定離(えしゃじょうり)はうき世の習にて候なり(『平家物語』巻10)」
  • 天下三不如意(てんかさんふにょい)とは? 意味や使い方 - コトバンク

    …摂関家では師実の後を継いだ師通が没し,その子忠実のときになると政治的な発言力は一段と低下する。法皇の政治は恣意的な面が強く,〈意の如くならざるもの,鴨河の水,双六(すごろく)の賽,山法師の三つのみ〉という,いわゆる〈天下三不如意〉の逸話もその権勢を示すものとされる。 彼は在位中より,後三条天皇の荘園整理の方針をうけついだが,院の近臣団の構成員である受領の要望に合致する。…

    天下三不如意(てんかさんふにょい)とは? 意味や使い方 - コトバンク
    castle
    castle 2024/02/27
    「法皇(白河天皇)の政治は恣意的な面が強く,〈意の如くならざるもの,鴨河の水(川の氾濫),双六の賽(確率),山法師(比叡山の僧兵)の三つのみ〉という,いわゆる〈天下三不如意〉の逸話もその権勢を示す」
  • 疑獄(ぎごく)とは? 意味や使い方 - コトバンク

    来は、疑わしくて有罪か無罪か判決しにくい裁判事件をいう。出典は、古い中国の『賈誼(かぎ)新書』に「梁(りょう)かつて疑獄あり、半(なか)ば以(もっ)て罪に当ると為(な)す、半ば以て当らずと為す」とあり、日では、平安朝の法律解説書『令義解(りょうのぎげ)』獄令に「およそ国に『疑獄』(獄疑うところあり処断明らめ難きものなり)あり、決せざれば刑部省(ぎょうぶしょう)に讞(はか)る」とあるによる。転じて、第二次世界大戦前および戦後しばらくは主として、政治問題化した大掛りな贈収賄事件という意味に使われていたが、現在ではあまり使われなくなった。 明治以降、日の資主義はもっぱら、特権政商資の政府権力への癒着と政商の手厚い保護のもとに育成された。そのため創成期には、山城屋(やましろや)事件、三谷三九郎(みたにさんくろう)事件、尾去沢(おさりざわ)銅山問題、藤田組贋札事件、開拓使官有物払下げ事件

    疑獄(ぎごく)とは? 意味や使い方 - コトバンク
    castle
    castle 2023/12/21
    「罪跡がはっきりしなくて、有罪無罪の決定しがたい裁判事件」「特に、政治問題としてとりあげられるような、大規模な贈収賄事件」
  • 罪跡(ざいせき)とは? 意味や使い方 - コトバンク

    ※吾鏡‐寛元元年(1243)一一月一日「其以後号二罪跡一、不レ申二事由一於レ令二領知一者、尤可レ為二過怠一」

    罪跡(ざいせき)とは? 意味や使い方 - コトバンク
    castle
    castle 2023/12/21
    「罪のあと。犯罪の証拠となる痕跡。犯跡」「吾妻鏡‐寛元元年(1243)一一月一日「其以後号二罪跡一、不レ申二事由一於レ令二領知一者、尤可レ為二過怠一」」
  • 有心(ウシン)とは? 意味や使い方 - コトバンク

    1 思慮・分別の深いこと。 「大人びて―に物し給ふ人にて」〈栄花・根合〉 2 中世の歌学における美的理念の一。心情と言葉とが統一され、華やかさの中に寂しさを漂わす妖艶ようえんな余情美。心あり。→有心体 3 (狂歌を無心というのに対して)和歌のこと。 4 「有心連歌」の略。 5 仏語。物にとらわれた心。妄念。⇔無心。

    有心(ウシン)とは? 意味や使い方 - コトバンク
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    castle 2023/10/05
    「広く、生物が心の働き、感情の働きをもっていること」「深い心の働きのある状態:思慮、分別があること。考え深いこと/優美な心があること。趣味を解すること」「 文芸、特に韻文学における美的理念の一つ」
  • 偽計業務妨害罪(ギケイギョウムボウガイザイ)とは? 意味や使い方 - コトバンク

    風説の流布や偽計により、他人の業務を妨害する罪。刑法第233条が禁じ、3年以下の懲役または50万円以下の罰金に処せられる。→威力業務妨害罪 [補説]この場合の業務とは、営業・生産など職業として行う経済活動だけでなく、広く、人の反復的な社会活動一般をさす。

    偽計業務妨害罪(ギケイギョウムボウガイザイ)とは? 意味や使い方 - コトバンク
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    castle 2023/07/08
    「虚偽の風説を流布し,または偽計を用いて人の業務を妨害する罪(刑法233) 。流布:犯人自身が公然と文書,口頭で伝達する他,口伝えに噂として流す行為。偽計:人を欺罔,誘惑し~人の錯誤,不知を利用する違法な手段
  • 霊長(レイチョウ)とは? 意味や使い方 - コトバンク

    〘 名詞 〙① 霊妙不可思議な力を持つ、万物のかしらであるもの。万物の中で最もすぐれているもの。[初出の実例]「韜二坎徳之霊長一控レ清引レ濁」(出典:朝文粋(1060頃)三・弁山水〈橘直幹〉)[その他の文献]〔郭璞‐江賦〕② 天子としての運勢が長く続くこと。[初出の実例]「其為レ徳也、霊長爰止」(出典:菅家文草(900頃)七・秋湖賦)[その他の文献]〔晉書‐王敦伝論〕

    霊長(レイチョウ)とは? 意味や使い方 - コトバンク
    castle
    castle 2023/02/15
    「霊妙不可思議な力を持つ、万物のかしらであるもの。万物の中で最もすぐれているもの」「霊妙の徳。その徳がつづく。晋・陶潜:古より皆沒するり 何人か靈長にして 死せず、復た老いず、常の如くなることを得ん」
  • 夜討ち朝駆け(ヨウチアサガケ)とは? 意味や使い方 - コトバンク

    記者が取材対象に密着すること、あるいはその様の形容。実際、朝の出勤時や帰宅を待ち受ける取材は、警察担当記者、政治部の番記者などでは珍しい話ではない。

    夜討ち朝駆け(ヨウチアサガケ)とは? 意味や使い方 - コトバンク
    castle
    castle 2022/07/20
    「記者が取材対象に密着すること、あるいはその様の形容。実際、朝の出勤時や帰宅を待ち受ける取材は、警察担当記者、政治部の番記者などでは珍しい話ではない」
  • 観想(かんそう)とは? 意味や使い方 - コトバンク

    ※正法眼蔵(1231‐53)行持「古来の仏祖、いたづらに一日の功夫をつひやさざる儀、よのつねに観想すべし」 〔秘密大乗経‐一九〕

    観想(かんそう)とは? 意味や使い方 - コトバンク
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    castle 2022/06/26
    「観照とも~古代ギリシア語の動詞theōrein(眺める)に由来し、世界の存在事物を、そのあるがままの姿で眺める事~そのように眺める事を愛好する態度や生き方~そのような態度から結果する、実利を離れた学問研究」
  • 三千世界(さんぜんせかい)とは? 意味や使い方 - コトバンク

    仏教の世界観による全宇宙のこと。三千大千世界の略。われわれの住む所は須弥山(しゅみせん)を中心とし、その周りに四大州があり、さらにその周りに九山八海があるとされ、これを一つの小世界という。小世界は、下は風輪から、上は色(しき)界の初禅天(しょぜんてん)(六欲天の上にある四禅天のひとつ)まで、左右の大きさは鉄囲山(てっちせん)の囲む範囲である。この一小世界を1000集めたのが一つの小千世界であり、この小千世界を1000集めたのが一つの中千世界であり、この中千世界を1000集めたのが一つの大千世界である。その広さ、生成、破壊はすべて第四禅天に同じである。この大千世界は、小・中・大の3種の千世界からできているので三千世界とよばれるのである。先の説明でわかるように、3000の世界の意ではなく、1000の3乗(1000×1000×1000)、すなわち10億の世界を意味する。 [高橋 壯] 『定方晟著

    三千世界(さんぜんせかい)とは? 意味や使い方 - コトバンク
    castle
    castle 2022/05/14
    「仏教の世界観による全宇宙のこと。三千大千世界の略。我々の住む所は須弥山を中心とし~四大州があり、さらに~九山八海」「小世界は、下は風輪から、上は色界の初禅天まで」「1000の3乗~10億の世界を意味する」
  • 職業性ジストニア(しょくぎょうせいじすとにあ)とは? 意味や使い方 - コトバンク

    中枢神経系の障害により、意思に関係なく筋肉が収縮・硬直する病気「ジストニア」の一種。職業性ジストニアは音楽奏者、塗装工、作家、タイピスト、理容師、スポーツ選手など、似たような動作を頻繁に繰り返す仕事に多く出現し、それらの職業柄必要な、決まった動作時だけ症状が出て動きが妨げられるもの。動作特異性ジストニアともいう。ジストニアは原因不明で難治性、症状が進行することもあるが、直接命が脅かされることはない。治療法に、抗コリン剤や筋弛緩剤を使った薬物療法、ボツリヌス毒素製剤の局所注射、ブロック注射、手術、作業訓練法などがある。2014年3月31日をもって、氣志團のドラマー白鳥雪之丞が、同疾患によりバンド活動から離れることになった。 (2014-3-17)

    職業性ジストニア(しょくぎょうせいじすとにあ)とは? 意味や使い方 - コトバンク
    castle
    castle 2022/01/21
    「意思に関係なく筋肉が収縮・硬直~職業性ジストニアは音楽奏者、塗装工、作家、タイピスト、理容師、スポーツ選手等似たような動作を頻繁に繰り返す仕事に多く~決まった動作時だけ症状が出て動きが妨げられ」
  • 知る者は言わず、言う者は知らず(しるものはいわず、いうものはしらず)とは? 意味や使い方 - コトバンク

    ものごとを深く知っている人は、みだりにそれを口に出したりはしないし、逆にやたらと話したがる人は、実はよく知らないものだ、ということ。 [使用例] 先哲曰いわく、知る者は言わず、言う者は知らずと。数すうを言う者は数を知らずして、数を言わざる者は或あるいは能よく数を知らん[幸田露伴*運命|1925] [使用例] 「知る者は言わず、言う者は知らず」という皮肉をおたがいに別なところで無関心に経験し合っているの奇観を、おたがいに知らない[中里介山*大菩薩峠|1913~41] [由来] 「老子―五六」のことば。「知る者は言わず、言う者は知らず(当に知恵のある人はそれを口にはしない、口にする人は、当は知恵がない)」は、その冒頭。そのあと、当に知恵がある人の生き方として、目や耳、鼻や舌などの感覚に訴えてくるものを相手にせず、欲望が刺激されないようにすること、自己主張するのをやめて、争いごとを引き起こ

    知る者は言わず、言う者は知らず(しるものはいわず、いうものはしらず)とは? 意味や使い方 - コトバンク
    castle
    castle 2021/11/16
    「ものごとを深く知っている人は、みだりにそれを口に出したりはしないし、逆にやたらと話したがる人は、実はよく知らないものだ、ということ」「老子―五六」
  • 便益(べんえき)とは? 意味や使い方 - コトバンク

    便宜と利益。都合がよく利益のあること。「土地利用の便益を与える」 [類語]ため・利益・益体・一利・益・得・裨益ひえき・実利・有用・有益・有効・有利・実用・ユーティリティー・便利・重宝ちょうほう・簡便・軽便・好都合・至便・役立つ・役に立つ・役立てる・資する・捨てたものではない・メリット・得る所

    便益(べんえき)とは? 意味や使い方 - コトバンク
    castle
    castle 2021/10/08
    「便利で、利益があるようにすること。また、そのさま」「※西洋事情(1866‐70)〈福沢諭吉〉二「一般の公用に金を費すときは〈略〉金貨の融通を盛にし世の便益と為り」 」「便宜と利益。都合がよく利益のあること」
  • 零落(レイラク)とは? 意味や使い方 - コトバンク

    〘 名詞 〙① 落ちること。草木の花や葉が枯れ落ちること。散り落ちること。[初出の実例]「何因苦惜花零落、為三是微臣身職二拾遺一」(出典:菅家文草(900頃)五・春惜桜花)[その他の文献]〔楚辞‐離騒〕② おちぶれること。貧しくなること。おちぶれて地方にさまようこと。[初出の実例]「的皪貝歯、添レ露而咸零落」(出典:三教指帰(797頃)下)「源家は運衰へて諸国に零落(レイラク)し」(出典:源平盛衰記(14C前)一四)[その他の文献]〔管子‐軽重己〕③ 死ぬこと。死去。[初出の実例]「久在二外国一晩年帰学、知旧零落已無二其人一〈林娑婆〉」(出典:凌雲集(814))[その他の文献]〔曹丕‐与呉質書〕④ 土地、建物などが荒れ果てること。荒廃すること。さびれること。また、器具・文書などが破損したり、散佚したりすること。[初出の実例]「先従壬申乱離已来、官書或巻軸零落、或部帙欠少」(出典:家伝(76

    零落(レイラク)とは? 意味や使い方 - コトバンク
    castle
    castle 2021/10/03
    「落ちること。草木の花や葉が枯れ落ちること。散り落ちること」「おちぶれること。貧しくなること。おちぶれて地方にさまようこと」「死ぬこと。死去」「土地、建物などが荒れ果てること。荒廃すること。寂れる事」
  • ワイズスペンディングとは? 意味や使い方 - コトバンク

    「賢い支出」という意味の英語経済学者のケインズの言葉。不況対策として財政支出を行う際は、将来的に利益・利便性を生み出すことが見込まれる事業・分野に対して選択的に行うことが望ましい、という意味で用いられる。

    ワイズスペンディングとは? 意味や使い方 - コトバンク
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    castle 2021/09/19
    「「賢い支出」という意味の英語。経済学者のケインズの言葉。不況対策として財政支出を行う際は、将来的に利益・利便性を生み出すことが見込まれる事業・分野に対して選択的に行うことが望ましい、という意味」
  • 上善は水のごとし(じょうぜんはみずのごとし)とは? 意味や使い方 - コトバンク

    最高の善を、水の性質にたとえたことば。 [使用例] 同じ佐藤体制の主柱であった福田は、この動きを封ずる訳にもいかず、むしろこれに協力しながら自らの心境を「上善は水の如し」と説明していた[柳川卓也*福田赳夫語録|1984] [由来] 「老子―八」の一節から。「上善は水のごとし(最高の善は水のようなものである)」のあとに、その理由を「水は善く万物を利して争わず、衆人の悪にくむ所に処おる(水は万物をうまく育むが、上に立とうとはしないで、人々が嫌がる低いところへと流れていく)」からだ、と述べています。

    上善は水のごとし(じょうぜんはみずのごとし)とは? 意味や使い方 - コトバンク
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    castle 2021/09/17
    「上善は水の如し。水は善く万物を利して争わず、衆人の悪む所に処る(最高の善は水のようなものである。水は万物をうまく育むが、上に立とうとはしないで、人々が嫌がる低いところへと流れていく)」「老子―八」
  • 火急(カキュウ)とは? 意味や使い方 - コトバンク

    〘 名詞 〙 ( 形動 )① 火が燃え広がるように速やかにすること。また、そのさま。[初出の実例]「火急に道に上り、便ち公庭に参じて、具に事の由を奏す」(出典:将門記(940頃か))② 事態がきわめてさし迫っていること。また、そのさま。焦眉(しょうび)の急。緊急。[初出の実例]「雖レ有二兼日素願一。縡已火急之間、殆難レ延二及後日一」(出典:吾鏡‐治承四年(1180)七月五日)「何か火急の要事が有るやうで」(出典:浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉二)[その他の文献]〔白居易‐勧歓詩〕

    火急(カキュウ)とは? 意味や使い方 - コトバンク
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    castle 2021/07/18
    「1.火が燃え広がるように速やかにすること。また、そのさま。/2. 事態がきわめてさし迫っていること。また、そのさま。焦眉(しょうび)の急。緊急。」
  • 限界効用逓減の法則(ゲンカイコウヨウテイゲンノホウソク)とは? 意味や使い方 - コトバンク

    限界効用逓減の法則(読み)ゲンカイコウヨウテイゲンノホウソク(英語表記)law of diminishing marginal utility

    限界効用逓減の法則(ゲンカイコウヨウテイゲンノホウソク)とは? 意味や使い方 - コトバンク
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    castle 2021/04/26
    「財1単位の増加から得られる効用すなわち限界効用は,その財の保有量 (消費量) が増加するに伴って低下していくという法則」「ある財の消費量の増加に伴って、限界効用はしだいに減少するという法則」
  • ホモ・ルーデンスとは? 意味や使い方 - コトバンク

    「遊戯する人間」の意。オランダの文化史学者 J.ホイジンガの提唱した概念で,著書『ホモ・ルーデンス-遊戯における文化の起源』 (1938) は,遊戯思想史上一時期を画した。従来,遊戯は文化のなかから出てくるものであり,文化のほうが上位概念であると考えられていたが,ホイジンガはこの考え方を逆転させて,原初から文化は遊戯のなかに,遊戯として発達するという画期的な主張を提出した。そしてヨーロッパ諸国だけでなく,インド,中国,日など東洋をも含めた遊戯概念の言語学的,文献学的,歴史的考察を試みたが,彼の遊戯観の特徴は,遊戯のもつ対立的性格に注目し,遊戯と競技との根源的な関係を認めているところにある。しかし,彼は遊戯の文化史的考察に重点をおいているため,現代の遊戯を来の遊戯の形骸化とみ,いわゆるプロ・スポーツを白眼視したり,また社会における遊戯の変質に目を向けない面があり,この点で R.カイヨアら

    ホモ・ルーデンスとは? 意味や使い方 - コトバンク
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    castle 2021/03/11
    「従来,遊戯は文化のなかから出てくるものであり,文化のほうが上位概念であると考えられていたが,ホイジンガはこの考え方を逆転させて,原初から文化は遊戯の中に,遊戯として発達するという画期的な主張を提出」