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ブックマーク / sivad.hatenablog.com (10)

  • 上げ潮とかバラマキとかリフレとかについてざっくりまとめてみるメモ - 赤の女王とお茶を 2008-09-06

    まあ分からんなりに整理してみましょうか。政治の季節だしね。 あくまで素人談義ですので、専門家の皆さんフォローよろしくお願いします。 例えばこちらによると 経済政策において大きく4つの流派?があることになってるそうです。 1.財政再建派(増税派) 2.積極財政派(バラマキ派) 3.上げ潮派(構造改革派) 4.リフレ派(金融政策派) 1.財政再建派(増税派) ってのはまず最初に国の借金を返そうぜ派ってことで、となると増税しなきゃ始まらんよな、ということでしょうか。特に消費税を使うのが好きみたいですね。 確かに国の借金は膨大ですけど、こういうとこ http://mudainodqnment.blog35.fc2.com/blog-entry-515.html にあるように、日国の借金は日国民に対する借金なので、すぐに怖いお兄さんが取り立てにくるような状況とは違うようです。 将来的に減らしてい

    上げ潮とかバラマキとかリフレとかについてざっくりまとめてみるメモ - 赤の女王とお茶を 2008-09-06
    castle
    castle 2008/09/07
    「積極財政派・バラマキ:問題はお金を投入する分野を国が選ぶ事。需要のない事業にお金を注いでも効果は期待できない」「上げ潮派・構造改革:上(大企業・金持ち)の利益を全体に再分配するシステムがあってこそ」
  • ドラッカーはネオリベでもサヨクでもないですよ - 赤の女王とお茶を

    ドラッカーをあまりにあがめ奉るのもどうかと思うのですが、私も一ファンとしてそれなりに読んできたし、いくつかのエントリで言及もしてますんで書いときます。 まず、私なりのドラッカー理解をまとめておきます。 ・ドラッカーのいうところの「経営=マネジメント」とは、人を手段ではなく目的と置いた上で、社会や組織をどう組み立て、動かしていくか、という方法論である。 ・また氏の言うところの「自らの責任」とは、日流の自己責任論ではなく、人を目的とした時に社会や組織の中で自分がどういう役割を担うべきか自ら任じて動くべし、ということであって、むしろ「自己使命論」というべきものである。氏自身も強みを活かして稼いでいた証券の仕事をやめ、自らの使命と信じる文筆業に身を投じた。 ・いわゆるネオリベやリバタリと異なる点は、社会や組織、共同体の機能を重視することにある。ドラッカーは人の幸福にはそれらが不可欠だと考える。従

    ドラッカーはネオリベでもサヨクでもないですよ - 赤の女王とお茶を
    castle
    castle 2008/08/08
    「ドラッカーのいう経営とは、人を手段ではなく目的と置いた上で、社会や組織をどう組み立て、動かしていくか」「人を目的とした時に社会や組織の中で自分がどういう役割を担うべきか自ら任じて動くべし:自己使命」
  • 高齢化を強みへと変えた「再生のピッツバーグ」 - 赤の女王とお茶を

    四川地震、まったく人事ではないとはいえ、地震先進国としての日が蓄積したノウハウを世界に役立たせる大きな機会ともいえます。なんだかんだいって、人間はまだ自然災害すら制御できない存在ですし、情報空間の中で生きることもできません。自然に対するには、やはり地道に自然科学的な知識とノウハウを獲得していくしかないのです。 ところで、地震関連技術は日の「弱みを強みに」の大きな一例だと思いますが、現代の日には最大の「弱み」が一つあります。 切込隊長の指摘の通り、それは「高齢化」です。 これを弱み、問題として捉える言説は氾濫していますが、「強み」「チャンス」として捉える視点はまだそれ程は見当たりません。 地震関連に気を取られてすっかり忘れていたのですが、バイオ系で先日、パウダーをつけただけで切断した指が完全に生えるというかなりすごいニュースがありました。豚の組織から製造された特殊な粉末が、69歳の老人

    高齢化を強みへと変えた「再生のピッツバーグ」 - 赤の女王とお茶を
    castle
    castle 2008/05/18
    「弱みを強みに」「もはや、高齢化を「強み」に変えるしか道はない。アメリカも欧州も、20世紀を支えた巨大な高齢化人口を抱えていることには変わりありませんし、その後には中国が控えています」
  • 赤の女王とお茶を - 「自由の国」を支える「奴隷」と「暴力」

    ウェブは資主義を超える(池田信夫) 自由の過剰な世界 やっぱこの世代の人はマルクス大好きなんですね〜。微笑ましいくらい。アンカテのessaさんも同世代でしょうか? 結論からいうと、「自由の国」は、それを支える「奴隷機構」と「暴力装置」を前提に成立します。 マルクスは自由の国を、労働が生活手段ではなく目的となるような世界とし、そこでは生産力は増大して無限の富が実現すると考えた。 まず、人間がデータ生命になってチップに半永久的に封入されるような場合を除き、炭素生物として生きる限り必ず「汚れ仕事」や「単調労働」といった「生活手段労働」が生じます。 当然、「自由人」はこんなことはやりたくない。 だとすれば、誰かに「やらせる」しかありません。 つまり、安定した「奴隷機構」が不可欠ということになります。もちろんこれが完全に機械化される可能性はゼロではないでしょう。が、それほど精巧なロボットを作るより

    赤の女王とお茶を - 「自由の国」を支える「奴隷」と「暴力」
    castle
    castle 2008/03/15
    「情報が過剰になればなるほど、人々がそれらを吟味するコストは上がり、判断を印象に頼ることになる」「Googleが無敵のGoogleたりうるのは、世界最強の暴力装置である米国とタッグを組んでいるからこそ」
  • アメリカの閣僚が優秀な本当の理由 - 赤の女王とお茶を

    明日は日曜だから官僚の俺が独り言を書いてみる などを読んでいて。 官僚氏、なかなか熱い。 いろいろと理想を持ちながら、そもそも「官僚が国を動かす」ということ自体が間違っていることに気づいて政治志向になっていく様子がよくわかります。この人いずれやめそうだなぁ。 例によってアメリカとの比較がいろいろ出てくるんですが、 クリントン政権の全閣僚31人のうち、20人は弁護士、6人はPh.D持ち、6人は学者。 ベスト&ブライテストじゃないですが、確かに向こうの政治家には専門家クラスや博士号持ちがウジャウジャしています。 なぜか? 先日アメリカで開催されたAAASの年会に出席された方の報告の中に、ロビイストに関するかなーり面白い話があったのでご紹介します。 あ、ちなみにAAAS(American Association for the Advancement of Science)とは日の理系が敗北す

    アメリカの閣僚が優秀な本当の理由 - 赤の女王とお茶を
    castle
    castle 2008/02/26
    「米国のリーダー層に多様な専門知が存在するのは、自ら組織的にそこに入り込んでいる」「米国は「市場の国」である以前に「自治の国」。市場はそのための道具だとすら」「相当に「自治スキル」が訓練されている」
  • 2008年は日本のバイオ産業をなんとかしよう - 赤の女王とお茶を

    ベタではありますが、今年はネズミ年。 日頃マウスにお世話になっている生物屋としては日の生命科学をいっそう盛り上げる契機にしたいところであります。 さて、ポスドク問題、特にバイオ分野に関して、日の産業面での遅れが大きな要因になっているのではないか、という意見があります。 生物学は背景とする企業の数が少ないことが最も大きな原因ではないか 当たり前と言えば当たり前の話ですが、ポスドク問題が最も過酷だと思われる分野の1つ、生物学は、それを吸収する企業の数が多分野の企業数と比べて圧倒的に少ないということが、最も大きな原因ではないかと思いました。 私も日のバイオ産業についてはちょくちょく触れてきましたが、これには全く同感といわざるをえません。 誰が悪者か、という責任論はまず置くとして、日の生命科学とバイオ産業がどういう状況にあるのかここで簡単に説明いたしましょう。 まず、成熟産業になったといわ

    2008年は日本のバイオ産業をなんとかしよう - 赤の女王とお茶を
    castle
    castle 2008/01/12
    「生命科学の基礎研究に投じられる資金は、アメリカでおおよそ3兆円、対して日本は4000億円」「論文数は米国の3分の1ほど、iPS細胞のような研究も」「アメリカのバイオ産業市場規模が49兆円、日本は5000億円」うへえ。
  • 労働で好きを実現しろオアダイ - 赤の女王とお茶を

    みたいになってません?なんとなく。 いろいろやるにせよ、何かを選択するにせよね。 好きがどうたらって話は昔いくつか書いたし、誰にいわれなくとも人は好きなことがしたいわけだ。誰がどう生きようと他人の人生は他人のものですしね。 ただ黄昏時とはいえ仮にも21世紀のトップクラスの先進国で、好きだの幸福だのが「労働」の文脈でしか語られないってのはどうなんでしょう。 個々人の生き方がどうこうよりも、私が気になるのはそこですね。 「労働」てのは基、世の中の需要に応えて対価を頂く作業で、まあそれを楽しむ術もいろいろあるとは思います。もし幸運にも「自分の好きなこと」「自分のできること」「世の中の求めること」が全て合致し続ければ一番よいのでしょうが、それでなければ不幸、好きなことができない、というのは人類が何千年も求めて作り上げてきた世の中なんですかね。 例えば労働でない「活動」というものもあります。 アイ

    労働で好きを実現しろオアダイ - 赤の女王とお茶を
    castle
    castle 2007/12/12
    「例えば労働でない「活動」というものもあります」「アインシュタインの相対性理論も、アンリ・ルソーの絵画も、もちろんLinuxだって「労働」から生まれたものじゃない。彼/彼女はそれで食っていたわけじゃない」
  • 私達は一人一人「中国語の部屋」に生きている - 赤の女王とお茶を

    中国語の部屋」というのは哲学者ジョン・サールが提起した思考実験。「意識」を議論する時によく出てきます。 ごく簡単に説明すると、 ある箱に、中国語を全く知らない人が入っている。 外の(中国語を解する)誰かがその箱の中に中国語の会話や質問の書いたカードを差し入れる。 中の人はカードに書いていることは全く分からないが、箱の中には例えば 「$¢£%#」と書いてきたら「☆★○◇▼」と返せ のような「受け答えマニュアル」が用意されていて、何か分からないがとにかくその通りに書いて外に返す。 すると、中の人は意味も内容も全く理解していないに関わらず、外の人は「箱」と完全な対話をしていることになる。 またこの話は人工知能の文脈で語られることも多いようです。完璧なデータベースを備えた人工知能との「会話」は当の「会話」なのか?といった感じでしょうか。 では、私達人間はこの「箱」から当に解放されているのでし

    私達は一人一人「中国語の部屋」に生きている - 赤の女王とお茶を
    castle
    castle 2007/12/06
    「ある箱に、中国語を知らない人が入る。「受け答えマニュアル」が用意され、とにかくその通りに書いて外に返す。すると、中の人は意味も内容も全く理解していないに関わらず、外の人は「箱」と完全な対話をして」
  • 生存適者日記 - 「強者」の必勝法は常に二つ

    弱者を弱者にしている、唯一にして決定的な要因は、「強者を理解していない」ということ 確かに、いわゆる「強者」の立場にいる者が皆個人レベルで圧倒的なスペックを誇っているわけではないんですが、そんなことは議員のセンセイ方(特に二世三世)を見れば小学生でも感じていることではないでしょうか。 ただし、「超人」でなくとも「強者」の立場を握り続けるための「強者の必勝法」は確かに存在するのです。 古来より「帝王学」とも呼ばれてきた秘伝ですが、そのエッセンスはわずか二点に凝縮することが可能です。「強者」は決して言いたがらないこれら二つを最後に明かしておきましょう。 一つ、 「分割して統治せよ」 一つ、 「胴元たれ」 拍子抜けしました? でも基はたったコレだけなんです。 簡単に説明しましょうか。 一つめ、「分割して統治せよ」。 聞いたことありますよね。古代ローマから春秋中国まで広く用いられてきた統治法です

    生存適者日記 - 「強者」の必勝法は常に二つ
    castle
    castle 2007/01/22
    「1.分割して統治せよ:「弱者」をグループ分けし、できるだけ反目したり、見下しあったりするように仕向ける」「2.胴元たれ:弱者間で競争させ、上前をはねろ」「弱者はこれらのスキームに乗らないで生きる」
  • 赤の女王とお茶を - 競争について子供に教えるべき3つのこと

    マルクスにさよならをいう前ににインスパイアされて。 結論からいうと、3つとは 1. 世界は競争に満ちている 2. 決められたルールで競争するのは既に負けである 3. 競争すべき相手を誤るのもまた負けである です。 1.世界は競争に満ちている 確かに、世の中いかなるところにも競争は存在します。子供の教育とはいえ、そのことを隠蔽するのは欺瞞というものでしょう。 しかしながら、競争について教えるべきことはそれだけではない。競争原理主義の皆さんも、実は「競争」というものについてかなりの部分を隠蔽しているのです。 それが、2.以降です。 2.決められたルールで競争するのは既に負けである 受験にしろ運動会にしろ、所詮は人の決めた一元的なルールや基準で「競争させられている」に過ぎません。しかし、グーグルや任天堂、あるいは「ホモ・サピエンス」をみれば分かるように、現実の社会、あるいは生態系においてすら、「

    赤の女王とお茶を - 競争について子供に教えるべき3つのこと
    castle
    castle 2007/01/22
    「1.世界は競争に満ちている。2.決められたルールで競争するのは既に負けである。3.競争すべき相手を誤るのもまた負けである」「旧生存適者日記:生きてりゃ適者です」
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