1945年8月6日、広島において人類最初の核攻撃が行われました。原爆が投下された時刻、8時15分は子供でも知っております。ところが、この「8時15分」という時刻に疑いをもつ被爆者たちがいます。今日は、原爆が投下されたあの瞬間、人類が何を失ったのかについて考えます。 「お母さんはねえ、どうもあの時から、神経過敏になってね。あんな音を聞くと、つい、さっきのようにあわててしまって……」 「あの時からって、あの原爆?」と私はたずねた。 「ええ」と答えると、母は縫い物の手をやすめて、私の顔をじっと見つめた。 私は自然母の顔から視線をそらした。 長田新編『原爆の子』より 「時事ネタ」という言葉を知らぬ当ブログ。秋の気配すら感じるこんな時期に「原爆」ネタです。この時点で、3人ぐらいしかついてきてないような気がしますが、がんばります。 広島市に原爆が投下されたのは、8時15分。これは、もはや国民的常識とい
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