家庭用洗剤などで硫化水素を発生させての自殺や事件が続き、深刻な巻き添え被害も相次いでいます。 硫化水素は、卵の腐ったようなにおいを持つ無色透明の気体。空気より重く、高濃度で吸い込むと呼吸障害を起こして死亡する危険なガスです。 専門家はにおいを感じたら近づかず、風上に避難することが大事だと指摘しています。硫化水素は火山ガスや汚泥などにも含まれ、過去には登山客や下水処理の作業員らが死亡する事故も起きています。 一連の自殺は、ガスの発生のさせ方や張り紙など手法が似通っており、昨年来インターネット上に流れ、最近になって急激に広がった情報が影響しているとみられます。 一日には、硫化水素を発生させて同居する実母の殺害を図った殺人未遂事件が起きました。「練炭(自殺)より楽」などという不正確で悪質な情報が独り歩きし、被害を広げています。 ガスの発生に使われる家庭用洗剤などは届け出が必要な毒劇物ではなく、だ
2日午後4時50分ごろ、兵庫県尼崎市南武庫之荘の阪急神戸線中山街道踏切で、同市内の無職の女性(38)が遮断機をくぐって線路内に進入したのを、近くで踏切が開くのを待っていた大阪府警住之江署地域課の福武宏之警部補(36)が発見した。 福武警部補は踏切内に飛び込み、線路に座り込んでいた女性を踏切外に連れ出した。 女性は救助される際に転倒したが軽傷。福武警部補にけがはなかった。 尼崎北署は、女性が自殺を図ろうとしたとみて調べている。 同署によると、福武警部補が女性を踏切の外に連れ出した直後に梅田発新開地行きの特急電車が踏切を通過し、200〜300メートル進んで急停車した。 府警によると、福武警部補は、パトロール中に乗用車を物色する窃盗犯を現行犯逮捕した功績を評価され、この日、府警本部で表彰を受けた後、帰宅途中だった。 女性が線路内に飛び込むのを見つけ、「自然に体が動いた」と話しているという。
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