世界のプラスチック生産量は50年間で20倍に増え、今まで作られたうちのたった9%程度しかリサイクルされていないのが現状である。 そんな中、2020年の日本のプラスチックリサイクル率は86%。 世界的に見ても高く、リサイクル先進国に思えるが、実はこの数値には裏がある。 今回は、日本のプラスチックリサイクル率が高い理由とマイクロプラスチックの問題を解説する。 リサイクルの種類 日本のプラスチックリサイクル率が高い理由を理解するためには、リサイクルの3つの種類「マテリアルリサイクル」「ケミカルリサイクル」「サーマルリサイクル」とは何かを知る必要がある。 マテリアルリサイクルとは、ゴミの形を変えてモノに生まれ変わらせる、私たちのイメージに一番近い方法である。 ケミカルリサイクルとは、廃プラスチックを化学反応で別の成分にしてから、もう一度製品として作り変える方法である。 サーマルリサイクルとは、プラ
