8月3日に、東北地方から北陸地方を集中的に襲った豪雨。その爪痕は大きく、新潟県や石川県の一部では、住宅崩壊や道路陥落などの影響で、現在も通行止めが続いているところがある。 とくに、降水量の多かった新潟県村上市では、4日に9カ所、翌5日に2カ所の避難所が開設された。そのうちのひとつである、村上市・荒川地区公民館を訪れると、十数人が荷物を抱え、避難している姿を目にした。 避難中の70歳女性はこう語る。 「3日の夜中に玄関から浸水してきたと思ったら、一気に水位が増えて膝くらいまで水が浸かりました。大雨注意報は出ていましたが、まさかここまでになると思わなくて、パニックになりましたよ」 避難所でひと際、目立っていたのが、公民館に入ってすぐの入り口と、被災者が身を寄せる館内の2カ所に100個以上積まれた「山崎製パン」のパンだ。 「一人暮らしで、どうすればいいか分からず、何も持たずに避難所に急いで来まし
大阪府の吉村洋文知事は23日、新型コロナウイルス感染者の濃厚接触者に自宅待機などの行動制限を求める現行措置をやめるべきだと主張した。自身のツイッターに「濃厚接触者の社会からの隔離制度は廃止すべきと思います」と投稿した。 コロナワクチン、接種1回当たりの費用が明らかに 現行措置では同居家族が感染し濃厚接触者となった場合は、4、5日目に抗原検査で陰性となれば5日目には待機が解除される。吉村氏は18日に同居家族の感染が確認されたため公務を取りやめて自宅待機に入り、23日の抗原検査で陰性を確認。25日から登庁して公務に復帰するとしている。 投稿では「隔離するのはメリットよりデメリットの方が大きい」と訴えた。
新型コロナウイルス禍による経営悪化の影響が、地域住民の足であるローカル線にも及んだ-。JR西日本は11日、乗客が少ない路線の収支を初めて明らかにした。突き付けられたインフラ存続の危機に、対象となった兵庫県内の沿線自治体からは「赤字だからと切り捨てるのか」と維持を求める声が上がった。 【写真】JR西、17路線30区間で赤字247億円 兵庫最大は城崎温泉-浜坂 「赤字区間だけを切り取るのは、運営の見直しありきのように思える」。播磨新宮-上月間の赤字額(2017年度から3年間の平均)が6億円だった姫新線の地元、兵庫県佐用町の庵逧典章町長はJR西の発表に首をかしげる。 町民の生活圏は、鉄路を通じて姫路を中心とした都市部とつながる。高齢化が進み、町外の学校へ通う高校生も増えている中で、「経営状況は理解できるが、生活の軸をなくされてはこちらも困る」と憤る。 西脇市の片山象三市長も「加古川線全体の実態を
14日の石垣市議会一般質問で石垣亨氏は、マスク着用に新型コロナウイルス感染予防に効果がないと主張し、ワクチンの効果も疑問視。「自分のことは自分で、地域のことは地域で決めるべきだ」と述べ、マスク着用やワクチン接種を強要しないよう訴えた。 「『思いやり』や『同調圧力』がじゃまをして、マスク警察のような人まで出ている」と、マスク着用を求める風潮に異議を唱えた石垣氏。 マスク着用の効果に関し「5ミリの蚊の侵入を防ぐのに網目15センチほどの雨戸を立てているのと同じ状況だ。このようなもので本当にウイルスを防ぐことができると考えているのか」と指摘した。「マスクは効果がないどころか有害」と述べ、酸素の欠乏で脳細胞が破壊されるとして「科学的根拠を見出せないことは、強く勧めることも強要することもできない」と述べた。 ワクチンに関しても「有効性の科学的根拠を示す文書はない。ロシアンルーレットのように当たり外れが
兵庫県明石市の泉房穂市長は26日の記者会見で、大阪府の吉村洋文知事が、新型コロナウイルスの感染抑制のため個人の自由を制限する法整備を求めたことに「病床が確保できていないのに、私権制限はやってはいけない。政治家の責任放棄で、失格だ」と酷評した。 吉村氏は23日、現行制度では十分対応できないとして、より強い措置を取れるように「個人の自由に義務を課す法令が必要だ」と述べた。 泉氏は「知事がやるべき仕事は、まず病床の確保」と強調。病床が不足する各地の状況を「確保に約1年間努力をしてこなかった知事のせいだ」と述べ「吉村知事は有害だ。辞めてほしい」と手厳しく批判した。 兵庫県内の入院患者の病床使用率は77・6%となっており、井戸敏三知事についても「無能だ」と切り捨てた。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く