理化学研究所(理研)生命医科学研究センターゲノム免疫生物学理研白眉研究チームのニコラス・F・パリッシュ理研白眉研究チームリーダー、劉暁渓基礎科学特別研究員(研究当時)、小出りえ特別研究員、ゲノム解析応用研究チームの寺尾知可史チームリーダーらの共同研究グループは、日本人の大規模なゲノム解析を行い、一部のヒトゲノムに「ヒトヘルペスウイルス6(HHV-6)[1]」のゲノム全長に類似したDNA配列が組み込まれていることを発見しました。 本研究成果は、HHV-6とその宿主であるヒトの共進化[2]メカニズムを明らかにする上での新たな手掛かりになると期待できます。 ヒトゲノムの約8%は、「内在性ウイルス配列[3]」と呼ばれる古代のウイルス由来の配列で占められており、その多くは数百万年前にヒトの祖先のゲノムに入り込んだと考えられています。 今回、共同研究グループは、日本人7,485人の全ゲノム配列を解析し
2015年にNHK Eテレで放送された「大心理学実験」(2015.1.1),「大心理学実験2」(2015.4.30)に関連する情報をまとめたページです.内容は,三浦麻子(関西学院大学文学部;広報委員)が番組を見て独自に作成したもので,内容に間違いはおそらくありませんが,企画・制作者とのコンタクトや日本社会心理学会の学会によるオーサライズはありません.その旨ご承知ください.なお,本ページ作成にあたり,樋口匡貴さん(上智大学総合人間科学部)と中西大輔さん(広島修道大学人文学部)に文献情報の提供などご協力を賜りました.記して感謝いたします. 大心理学実験 大心理学実験2 大心理学実験 //番組サイトからの引用ここから// 複雑そうに見える人の心って、意外に簡単な方法でわかるかも? これまで世界中の心理学者たちは、アイデアあふれるユニークで華麗な実験手法を次々と編み出し、人の心についての解明に挑み
京都大の研究チームは16日、昆虫の遺伝子を容易に改変できるゲノム編集の新手法を開発したと発表した。成虫に試薬を注射するだけで、生まれてくる子の遺伝子を改変。理論上、100万種を超える昆虫のほぼ全てに応用できるという。チームの大門高明教授(昆虫生理学)は「昆虫食など、人類に有益な機能をデザインする研究分野が広がると考えている」と話している。 16日付の米科学誌「セル・リポーツ・メソッズ」に掲載された。一般的な昆虫のゲノム編集は、受精卵に試薬を注入する必要があり、高価な機材や高度な技術が必要になる。硬い殻に包まれている卵を持つ昆虫などは、編集自体が難しい。 研究チームによると、ゲノム編集の一般的な技術「クリスパー・キャス9」の専用試薬を成虫に注射するだけで特別な技術は不要だ。チャバネゴキブリの雌7匹に注入すると、生まれてきた244匹のうち、約2割にあたる55匹の遺伝子が改変された。甲虫の一種・
今年もインフルエンザの季節がやってきました。ワクチンの値上げも話題になっています。 今回は、昨年発表された「コクラン共同計画」でのタミフルの調査報告をご紹介します。 英国に本部を置き、医療行為の有効性に関する情報を提供する国際的非営利団体のコクラン共同計画が昨年4月、インフルエンザ治療薬「タミフル」に関する調査報告を発表し、衝撃が走りました。タミフルはインフルエンザにはほとんど効かないうえ、高い確率で副作用が出るという結果が出たからです。 発表された内容の骨子は、以下のようなものでした。 問い:タミフルはインフルエンザに効くか? 答え:ノー タミフルを使用した成人インフルエンザ患者の発症期間は6.3日。投与しなかった成人患者の発症期間は7.0日で、早く治るという明確な結果は得られなかった。 問い:タミフルは安全か? 答え:ノー 副作用として成人の4%、小児の5%に吐き気や嘔吐が見られ、3.
健康な人を新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に曝露して意図的に感染させる実験から1年、最初の論文が発表された。参加者のうち、感染したのは半数だけであり、その大半が軽症だった。 ヒトチャレンジ試験の参加者たちは、鼻水や咽頭痛など、他の呼吸器感染症でよく見られる症状を訴えた。発熱はそれほど多くなかった。 Credit: MORTEZA NIKOUBAZL/NURPHOTO VIA GETTY 健康な若者を新型コロナウイルス(重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2;SARS-CoV-2)に意図的に曝露して感染させる、世界初の「ヒトチャレンジ試験(human-challenge study)」から、未査読ではあるが、最初の報告がプレプリントサーバーに投稿された。それによれば、この試験では、参加者は感染したとしても軽症にとどまっていたことが分かった。ヒトチャレンジ試験は、ウイルス感染症を最初か
今年も例年を上回るインフルエンザ感染拡大の傾向に、警戒感が強まっている。とにかく、インフルエンザにかかると、つらい。なんとかインフルエンザウイルスから身を守ることはできないか。 頑張る一人ひとりを守ることで、感染に強い社会を実現したい──そんな願いから始まった研究がインフルエンザ対策に新たな可能性をもたらした。 あなたの周りにも、風邪やインフルエンザに「かかりにくい人」に心当たりはないだろうか。 実はインフルエンザにかかりにくい人には、本人も自覚しにくい「秘密」があったのだ。 その新事実の解明に挑んだ花王の研究成果を前後編の2回に分けて紹介する。 受験生をはじめ、今だけは絶対にかかりたくない! と切なる願いを抱えている人も多いはずだ。こんな時、自分にもっと体力があれば……と思うが、実はアスリートでさえも、過度なトレーニング後の数日間は体調を崩しやすいことが知られている。 2019年9月に開
人為的なパンデミックを見破る層が出てきている事実 CNNによれば、米南部アラバマ州で24日、新型コロナウイルスのワクチン接種歴を証明する通称「ワクチンパスポート」の使用を禁止する州法が成立した。共和党のアイビー知事が署名し、即日施行された。 日本人の9割以上は米国はワクチンでコロナが収まったと思い込むのだろう。 しかし米国では半数がそれは嘘だと知っている。 (中にはコロナ自体が嘘だと思う人も何割もいそうだが、それはそれで幸せ) 日本人の目が覚めることは当分無いのだろうか? 4年後の共和党大統領誕生を期待するしか無いのか? https://t.co/YFXH2YQQaB — FUJIKAWA Kenji (@hudikaha) May 23, 2021 既に、アメリカでは上記のように、つくられたパンデミックを見破っている層がこれだけいる。 アメリカ:NIAID、FDA、CDCの職員コロナワク
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く