ワクチンを打てば打つほど感染しやすくなると警告する専門家もいるが、最近のコロナのまん延状況からは、あながち、否定もできない。 イスラエルは世界で最も早く、昨年の12月30日から4回目接種を開始した。接種開始がオミクロン株の流行開始と重なり、4回目接種直後から、過去最大の流行に見舞われた。日本でも、今年の5月25日から4回目接種を開始したにもかかわらず、新規感染者数はその後激増し、7月中旬からは、10週連続で世界最多を記録している。 アジア諸国の中で、4回接種を行っていないインド、インドネシアと、4回接種を行っている台湾、韓国の新規感染者数の推移。