中国で、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、これまで脅威を伝えてきた専門家が、一転して「コロナ風邪」と発言した。 ゼロコロナ政策の事実上の崩壊により、見解を変更し、事態の沈静化を図る狙いがあるとみられる。 中国の感染症の専門家・鍾南山氏は15日に講演し、オミクロン株について、「致死率は0.1%前後で、肺炎の症状もない。簡単に言えば、『コロナ風邪』だ」などと述べた。 これまで新型コロナの脅威を主張し、ゼロコロナ政策が正しいとする立場だった鍾氏だが、中国での感染拡大とゼロコロナ政策の事実上の崩壊を受け、見解を変更した形。 中国当局としても、こうした専門家の見方を伝えることで、国民の不満や不安をかわす狙いもあるとみられる。
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