“「YouTubeやニコ動が音楽購入の阻害要因にも」日本レコード協会が分析 -INTERNET Watch(http://bit.ly/ghHJFR)”という記事が「あまりに時代遅れではないか?」という指摘を発端にしたやりとり。 「CDというパッケージが売れなくなる」ということと「音楽に価値を感じなくなる」ということは、全く別物だと思うんだよな。
![Togetter - 「「 CDが売れなくなった」のは何故か」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/766966a7276643ac6b38d6d3889cd86a72a4c58a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fs.togetter.com%2Fogp2%2F09f980a8ec45ce5c00be411f597a50c1-1200x630.png)
大手CDショップHMVの渋谷店が閉店となりました。 www.nikkei.com この閉店の理由としては、やはりCDの売り上げが低下していることが一因としてあるでしょう。 CDが売れない、というのはここ数年、かなり聞かれています。しかし、その理由はその発言がなされる立場によって様々です。とりわけレコード会社など販売側の方からは、「P2Pなどでの違法ダウンロードが原因」という声が聞かれることがよくあります。それに対してネットでは「P2Pのせいにするな」とネットで反論されたりするのもお約束になりつつありますな。 音楽CDが売れない原因は何か CDを買うための動機の必要 放送によってなされていた受動的な音楽視聴 インターネットの普及と受動的音楽試聴時間の低下 インターネット時代における音楽を聴かせる(紹介する)方法 追記 音楽CDが売れない原因は何か さて、音楽CDの売り上げ減少は、本当にP2P
Nine Inch Nails の Trent Reznor といえば、オンラインを活用した様々な活動を数年前から積極的に行っているアーティストのひとり。ウェブサイトもちょっとした SNS になっていますし、以前からネット上で新アルバムの無料配信、GarageBand ファイル形式で楽曲を公開、400GBのコンサートのHD映像を BitTorrent で公開といった様々な活動をしています。 レコードレーベルに対して強い意見を持っている方としても知られていますね。 そんな彼が公式フォーラムに降臨。「my thoughts on what to do as a new / unknown artist」というタイトルで無名アーティストへのアドバイスを幾つか書いています。彼の経験とリスナー/ファンの変化に敏感に反応して活動している彼らしい言葉が幾つかあります。アーティストに向けているとはいえ、他
「君たちのためじゃないよ」~ウェブ歴15年の創作活動(1/3) 12月18日の朝日新聞に掲載された坂本龍一のインタヴューはとてもおもしろかった。一般の人がウェブに接するようになって15年ほど経ち、初期のネットへの熱狂が良くも悪くも醒(さ)め、歴史の歯車が1回転したことが感じとれるインタヴューだった。 坂本龍一は、音楽に対するネットの影響についてまずこう言っている。 「レコードからCD、ネット配信へと媒体が進化し、複製と流通コストが下がったことで、1曲あたりの販売単価は下がった。簡単にコピーやダウンロードをできるようになり、違法な複製も日常化した。音楽の経済的な価値は限りなくゼロに近づいてしまった。これは予想していなかった」 今、音楽以外の領域で活動していても、同じようなことを感じている人は多いのではないか。 たとえば新聞も、ネットで無料でニュースを得られるようになって、1次
2009年05月30日 自宅からクラブ気分 引きこもりDJたちの「niteatust」は凄い! 金曜日の夜は、自宅からクラブ気分!!! http://niteatust.com/ これは、すごい!!Now I'm dancing!!!! 音楽好きのみなさんの唯一のネック、それはライブやクラブイベントは「家では見れない」ということ。 しかし時代は21世紀、2009年にもなればテクノロジーが夢を1つ1つ解決してくれます。 来る2009年5月29日、我々の小さい夢であった、「お家でライブやクラブイベントを見たい、聞きたい、歌いたい」という夢が1つ叶おうとしています。 もう眠い目をこすりながら始発を待つ必要はありません、付き合いでファミレスにいく必要もありません、好きなことをしながら、すきなだけ、音楽を楽しめる。仕事をしてたっていいッ、漫画を読んでたっていいッ! そんな自宅配信型クラブイベント、n
ぼくはミュージックマシーンという音楽ニュースサイトを2001年から2008年まで約7年間運営していた。ウェブ上に散らばる音楽ニュースをクリップして短いコメントをつけて紹介するというスタイルは、当時流行っていた個人ニュースサイトと呼ばれるジャンルをなぞったものだったけど、でもこれを国内の音楽に特化した形で突き詰めたサイトは他にほとんどなかったので、音楽好きの人にはわりと重宝がられていたと思う。毎日1人で更新し続けて、アクセス数は50万/月くらい。楽しかったです。 で、サイト終了からちょうど1年経ったので、ミュージックマシーンの思い出とかその他いろいろ、当時考えてたことをいくつか書いておきたい。たぶんこれ何回かの連載エントリになるはず。ミュージックマシーンのことを知らない人にはごめんなさい。 まずぼくがミュージックマシーンを始めるときにコンセプトとして決めていたことが2つだけあって。2001年
先だって注意事項。この記事は僕の一人ブレストの文章なので、文章が冗長です。ブレスト的なエントリーは、僕自身が答えが出てないので、まとめる気もありません。特に、もし、はてなブックマークやlivedoorから訪れる人がいたならば、そこにお付き合いいただける興味や暇のある方だけお読みください。 音楽産業の現状は、カセットテープ、レコードからCDという長い歴史の中で、媒体に依存したモノ売りのビジネス形態になっているところから、いよいよデジタルデータ販売に移行しつつあるというのは誰しもが感じているところだろう。 以下のエントリーのはてなブックマークコメントから面白い資料のURLが貼り付けられていた。 はてなブックマーク - 音楽業界はどうなるんでしょうね - タケルンバ卿日記 にあった、 2008年音楽メディアユーザー実態調査 社団法人 日本レコード協会(PDF) この資料にAIDMAFという、「認
なかなか興味深い統計結果。日本レコード協会の「音楽メディアユーザー実態調査」。2008年度版の調査結果が3月12日に公開されてる。 一般社団法人 日本レコード協会 概要はこちらでも触れられているけど。 YouTubeがCD購入のきっかけに 若年層で顕著 - ITmedia NEWS こういうデータをいじくるのは好きなので、せっかくなので自分もちょっと分析することにした。幸いなことにデータは結構ネットであたれるし、これ以外にも相当なものが転がっているので。便利な世の中に感謝だねえ。 概況 「CDが売れない」という話はもはや周知の事実。ミリオンセラーが出なくなったし、明確に数字として出てます。 社団法人 日本レコード協会|各種統計 - CD生産数量 社団法人 日本レコード協会|各種統計 - CD生産金額 数量で見ても、金額ベースで見ても、見事なまでの右肩下がり。気持ち良いくらいの右肩下がり。
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