日本銀行の「マイナス金利政策」の導入決定を受け、銀行の預貯金の金利引き下げが8日も相次いだ。資産運用会社が一部の投資信託の運用を取りやめ、投資家にお金を返す動きも出て、預金者や投資家への影響が一層広がっている。 みずほ銀行は9日からの定期預金の金利を引き下げ、預ける金額や期間にかかわらず年0・025%とする。金額が多い定期預金を優遇する上乗せ金利を8日からやめたばかりだが、長い期間の預金に高めの金利をつけるのもやめる。 同様に8日から優遇をやめた三菱東京UFJ銀行や三井住友銀行は、7年以下の金利を年0・025%に統一しており、みずほだけ2年以上の金利がわずかに高くなっていた。1日で金利を見直すのは異例だ。みずほ広報は「長期金利の低下や他行の動向を踏まえた」と説明する。 貯金残高が約180兆円と国内最大のゆうちょ銀行も8日、貯金金利を9日から引き下げると発表。通常貯金(普通預金)の金利引き下
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