印刷 関連トピックス四国電力原子力発電所東京電力 経済産業省原子力安全・保安院は6日、今月19日に運転開始から30年を迎える四国電力伊方原発2号機(愛媛県)について、今後10年間の運転延長を妥当とする審査結果案をまとめた。専門家会合で了承された。東京電力福島第一原発の事故後、原発の運転延長が認められるのは初めて。 四国電力は昨年3月に運転延長を申請。原発事故後、保安院は11月から専門家会合を開いて審査してきた。同原発3号機で02年と04年にポンプの主軸が折れるなどのトラブルが起きたため、点検の充実などを同電力に求める意見が出たが、保安院は近く運転延長の認可を出す。 原発は運転開始から30年目以降、10年ごとに高経年化(老朽化)対策の報告書を作り、保安院から認可を受けている。国内の原発全54基のうち、30年を超えて運転が認められるのは20基目。 購読されている方は、続きをご覧いただけま