福井県にある関西電力大飯原子力発電所の運転再開について、NHKの世論調査で尋ねたところ、地元のおおい町では「賛成」「どちらかといえば賛成」が合わせて60%を超えましたが、周辺自治体や大阪市では、いずれも「反対」「どちらかといえば反対」が合わせて半数を超えました。 NHKは、今月25日から3日間、大飯原発の地元、福井県おおい町と、周辺自治体に当たる福井県の小浜市と若狭町、京都府舞鶴市、滋賀県高島市の4つの市と町、それに大阪市の3地域で、20歳以上の男女を対象にコンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかける「RDD」という方法で世論調査を行い、合わせて2842人から回答を得ました。 まず大飯原発の運転再開について聞いたところ、おおい町では「賛成」「どちらかといえば賛成」が合わせて64%で、「反対」「どちらかといえば反対」が合わせて28%でした。 一方、周辺自治体では「賛成」とする答えが3