フランスの風力タービン(2014年5月12日、資料写真)。(c)AFP/FRANCOIS XAVIER MARIT 【9月22日 AFP】再生可能エネルギーは世界の二酸化炭素(CO2)排出量削減目標達成のカギを握る存在であり、その発展のためには安定した規制の枠組み、化石燃料に対する助成金の削減、送電網の統合促進が欠かせない――。国際再生可能エネルギー機関(International Renewable Energy Agency、IRENA)はこのたび、このような見解を示した。 世界の再生可能エネルギーの割合についてIRENAは、2011~30年に70%拡大しなければならないと指摘。化石燃料補助金を削減・撤廃することで、再生可能エネルギー事業の資金調達コストが大幅に下がると述べた。 「再生可能エネルギー事業への投資を増やすには、安定的で予測可能な政策の枠組みが必要」であり、「公平な競争の場