ソフトバンクらによる5,000億ドルのAI開発投資計画などでまさに「AIバブル」の真っただ中にあると思った矢先、中国製の生成AI「DeepSeek-R1」の登場でAI市場が一気に揺れた。米国の有力投資家や研究者の間でも、「AIバブルの崩壊」という見解が増加。AIバブルがはじけることで、エヌビディアやマイクロソフト、あるいはソフトバンクといったAIインフラを運用・投資する企業が「損失を被る敗者」になると指摘されている。ではバブル崩壊後に生き残る「勝者」とはどのような企業なのか。 AI市場は2028年に「100兆円」が目前に テック大手は「生き残りをかけたAI戦争」に打ち勝つべく、採算度外視でAI向けGPU(グラフィックプロセッシングユニット)や、それらを収容するデータセンターへの大規模投資を続行している。 それを投資の好機と捉える大型投資案件としては、2025年1月にソフトバンクやOpenA
