夕方6時を過ぎた、あるいは閉店間際のスーパーで貼られる割引シール。 そして、その割引シール目当てに買い物に来る人を、筆者は人知れず「シールハンター」と呼んでいます。 最近は海外のスーパーでも一般化しているシール買いですが、この行動は本当に家計にプラスなのかマイナスなのか考えてみましょう。 シールハンターの目的は、まさにシール商品の獲得ですから、開店直後や昼間ではなく、夕方から夜になります。 店側としては、たとえ値下げしてもその日のうちに売り切ってしまわなければならない商品を、消費してくれるシールハンターはありがたい存在です。さらに、彼らがシール以外の商品を追加で購入してくれれば、なおよし! ということになります。 こういった店側の思惑にそのまま乗る「いい消費者」で終わってしまう場合は、家計にプラスとなる行動にはつながっていません。 なぜなら、この場合の消費者は主体的に行動しているとは言いが