北海道大学総合博物館です。北海道大学の構内にあり、無料で入館できます。 ここには日本人が初めて発掘し、名前を付けた恐竜化石が保管されています。 ではその恐竜とは何でしょう。 フタバスズキリュウ? フクイラプトル? ではありません。 日本の恐竜発掘史は、ニッポノサウルスという恐竜から始まります。 1934年、ニッポノサウルスの発掘と命名を手掛けたのが北海道大学教授、長尾巧でした。 日本の恐竜化石の産地といえば福井県ですが、最初に発見したのは実は北海道の大学なのです。 ちょっと複雑、ニッポノサウルス 「日本人が初めて発掘した恐竜にしては知らない名前の恐竜だな・・。」と思うのも無理はありません。 というのも、産地がちょっと複雑で、堂々と日本初の恐竜だ!!とは言えないからです。 ニッポノサウルスが発見されたのは、日本といっても当時日本領だった「樺太」でした。 樺太は、発掘中は日本領だったのですが、
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