「中国ジャスミン革命」(という名の「集会呼びかけ」)について、多くの記事が出ているが、詳細な経過を解説したものはないようだ。中国語ブログ「阿禅日記」の記事「一つの、美しい検閲ワード」、そして在米華人ジャーナリスト・何清漣のブログ記事「偉大なマジックリアリズム作品=2月20日ジャスミン革命」がきわめて明晰に紹介しているので、ご紹介したい。 *画像は北京市の集合地点。博訊網の報道。 ・2月17日、最初の呼びかけ 不特定多数に対して、「中国ジャスミン革命」が呼びかけられたのは2月17日。ツイッターアカウント「mimitree」のつぶやきだ(なおアカウントは現在、すべてのつぶやきを消した状態となっている)。その内容は次のとおり。 中国‘茉莉花革命’初次集会日期已定,2011年2月20日(星期天)下午2時,全国各大城市集合地点将提前一天在博訊新聞網公告,希各周知。如届時情況有変不能及時通知,請自行前
Webサイト『FOOTBALL press.net』はブンデスリーガのホッフェンハイムが、広島で日本代表DFの森脇良太に興味を持っていると報じた。報道によると、既にクラブと接触しているようで、今夏にも契約が成立するという。 森脇は広島の下部組織出身で、2005年にトップチームに昇格し、2008年からは主力として活躍。右サイドバックを主戦場とするが、センターバックや中盤でもプレーできるユーティリティーな選手であり、一対一などの対人プレーに強さを誇る。 今年は日本代表にも選出され、アジアカップに参加。出場機会はなかったものの、ムードメーカーとして日本の優勝に貢献した。 現在、ドイツではシャルケで不動の右サイドバックを張るDF内田篤人がプレーしている。内田が先日のチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦、第1戦のバレンシア戦でも先発フル出場したことで、日本人サイドバックの評価が上がってい
「宴の後」とはこのことなのでしょうか。 サッカー日本代表は、アジアカップで宿敵韓国を破り、強敵オーストラリアも接戦の末に蹴散らして、アジアチャンピオンに輝きました。昨年のワールドカップ・ベスト16に続く快挙でした。 ところが、その後日本人選手が次々とタダで海外に引っ張られています。 「0円移籍」 この意味は、所属していたJリーグのクラブに1銭の見返りもない移籍のことです。「クラブの経営悪化を招く」という指摘も聞こえてきます。 この言葉が広まったのは、アジアカップの立役者の一人、香川真司選手の一件でした。ワールドカップ後、昨年7月にセレッソ大阪からドルトムント(ドイツ)に移籍した香川選手の活躍が国際マーケットでの日本人選手の評価を高め、皮肉にも、その後の日本人選手の「0円移籍」を加速させるきっかけとなりました。 香川選手に続き、昨年12月にはガンバ大阪の家長昭博選手がRCDマジョルカ(スペイ
引き続き、「中国民主化への道」という小さくないテーマを読者のみなさんとともに考えていきたいと思う。執筆しながら本連載の前半戦における山場になるような気がしてきた。 第1回コラムで「2011年の中国は歴史のターニングポイントに立つ」を扱った。2008~2010年に、北京五輪、軍事パレードを含んだ建国60周年イベント、上海万博、広州アジア大会など、ナショナルイベントが集中した。中国政府は、国民に対する上からのコントロールを強化した。情報統制も含めて。 共産党当局が、民主化を求める声・動きをこれまで以上に抑圧している、という継続的事実を紹介させていただいた。中国在住の中国人として初めてノーベル平和賞を獲得した北京大学の先輩・劉暁波氏は、民間からの「中国民主化の星」となり得た人物であり、サッカーの試合に例えれば、センターフォワードという存在であった。しかしながら、中国国内では、それほどの反響はなく
(2011年2月19/20日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) チュニジアやエジプトでは、若者が高齢の支配者たちに反旗を翻している。英国では、若者が大学授業料の引き上げに反発し、抗議行動を起こしている。彼らに共通するものは一体何だろうか? 彼らは、影響の出方こそ違うが実は同じ現象に苦しめられている。英国の高等教育担当大臣であるデビッド・ウィレッツ氏が昨年出版した著作で「ピンチ」と形容した状況だ。 若者の数は多すぎても少なすぎても問題 世界には、若者の数が多すぎることが問題になっている国もあれば、逆に少なすぎることが苦難をもたらしている国もある。 しかし、若者の方が高齢者よりも多い国では、選挙を通じて自分たちの運命を少しましなものにするという期待を若者が抱けるのに対し、高齢者の数の方が若者よりも多い国では、高齢者が選挙を通じて自分たちに有利な状況をつくり出すことができる。 いずれの場合も世の
デジタル教科書教材協議会 2011年2月21日 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ デジタル教科書教材分野に関する専門イベント国内初開催! ~教育改革推進の切り札『電子教科書、教材』の最先端ハード&ソフトが集い、 ICTの活用による“新しい教育技法”のモデルを提示~ デジタル教科書教材EXPO 2011 ★会期:2011年7月28日(木)~7月29日(金) ★会場:秋葉原UDXギャラリー(東京都千代田区秋葉原) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ デジタル教科書教材協議会(事務局:東京都港区、会長 小宮山 宏)と株式会社ナノオプト・メディア(本社:東京都品川区、代表取締役社長 藤原 洋)は、ICT技術を利用したデジタル教科書・教材、教育技法の新しい創出を目的とした新イベント『デジタル教科書
横浜中華街の媽祖廟(まそびょう)において、入団発表会見を開いた森本稀哲選手。マンガ『キン肉マン』の登場人物「ラーメンマン」のコスプレで獅子舞の中から突如登場し、中華街の群衆の度肝を抜いた その店は、東京の下町にある“和風スポーツバー”ともいうべき野球空間である。 その店は、北海道民が“聖地”として崇め、関東遠征の際は巡礼地のひとつとして数えられた。 その店は、日暮里駅前、歩いて5分の一等地。 「焼肉 絵理花」。 この店が今季、北海道日本ハムから横浜へと移籍した森本稀哲の実家であることは、もはや説明など不要であろう。 それは応援歌史上に残る怪作。日本ハム時代の応援歌前奏、「焼肉絵理花 日暮里駅前 歩いて5分の一等地~♪」の強烈なフレーズにより、巨人・鈴木尚の焼肉「すずや」(福島県相馬市)、広島・梵英心の専法寺(広島県三次市)など、数ある選手の実家のなかでも、球界No1の認知度を誇る存在となっ
「日経ビジネスオンライン」で読者の熱き支持を受けている岡敦さんの連載「生きるための古典」がこの度、『強く生きるために読む古典』(集英社新書)のタイトルで刊行されました。岡敦さんは、この連載「人生の諸問題」の主役のひとり、岡康道さんの弟さんです。 というわけで、刊行を記念して、岡兄弟、そしてスペシャルゲストとして『小説の設計図(メカニクス)』(青土社)、『芥川賞はなぜ村上春樹に与えられなかったか―擬態するニッポンの小説』(幻冬舎新書)などの著作、そして「王様のブランチ」(TBS)などでもご活躍の、「早稲田文学」ディレクターの市川真人さんをお迎えした、変化球編をお送りします。 ――『強く生きるために読む古典』を読んだ方からは、マーケティング全盛の世の中で、書き手の真情がダイレクトに伝わる本、というご感想や、思想書・哲学書の紹介として類書のないアプローチ、との声が湧き起こっています。 岡康道(以
カタールで行われたアジアカップ、準決勝と決勝で勝てた要因は「GK」だった――。そう表現しても大げさではないぐらい、2試合のGK川島永嗣のパフォーマンスは際立っていた。韓国戦ではPK戦で3本すべてゴールを許さず、オーストラリア戦では2、3点分の失点シーンを止めて見せたた。李忠成のボレーシュートが決まった決勝戦のマン・オブ・ザ・マッチが川島だったことが、そのプレーぶりを裏付ける。 だが大会序盤、日本のGKは「弱点」といわれた。シリア戦では川島が不運な判定ながらも、相手の決定機を阻止したとして退場し、チームは窮状に追い込まれた。準々決勝でも「4つのミスがあった」(ザッケローニ監督)FKから失点を許して、開催国カタールに希望を与えることになった。川島からはあの“どや顔”が消え、会場のモニターには失点にぼうぜんとする表情が流された。 最終的にはハッピーエンドで終わったが、そこに至るまでの過程には
「加藤さん、中国の民主化はいつ実現するんですか?」 2010年9月、尖閣諸島沖で中国漁船衝突事件が発生して以来、拠点としている北京から、日本に帰国する機会が格段に増えた。テレビや新聞、雑誌やラジオの前で、チャイナイシュー、チャイナファクターに関して、お話させていただいている。日本社会の中国への関心が高まっている。可能な限り現地の状況、生の声を理解しようと努める国民の姿勢は、オールジャパンで対中外交・交流を展開していく時代において、武器になる。 多くの日本国民が「中国」の対応に困惑したに違いない。レアアースの対日輸出を制限し、青少年交流を含めた数々の民間外交を自らストップさせた。中国共産党は一体何を考えているのか。西安、成都、鄭州、重慶など内陸都市で「反日」デモが立て続けに発生した。中国国民は、特にデモに参加した若者たちは日本をどう思っているのか。 日本の記者やインテリ、政府関係者などと、中
レビューサイト「アンドロイダー」サービス終了のお知らせ 2010年より運営してまいりました「アンドロイダー」は、 2017年6月30日(金)をもって、サービスを終了いたしました。 長きにわたりご愛顧いただき、心よりお礼を申し上げます。 アンドロイダーのビジネスについて アグリゲーション事業 端末メーカーや通信キャリア、各種メディアのご要望にあわせ。当社がアプリ開発者との窓口を担い、コンテンツやアプリのスピーディーなアグリゲーションを実現いたします。 事例: KDDI株式会社「auスマートパス」 株式会社NTTドコモ「スゴ得コンテンツ」 プライバシーポリシー
昨今の不況下、月々の住宅ローンを払えずに家を手放す人が急増している。「不動産競売流通協会」の全国調査によると、'09年度に裁判所の競売にかけられた一戸建て住宅とマンションは約6万戸。'08年度の約1・3倍に上ったという。 銀行は教えたくない 家計に重くのしかかる住宅ローン。「返済が少しでも安くなるなら、どれだけ助かるか」と頭を抱える方も多いのではないか。 ローン負担を軽減する方法として広く知られているのが、「ローンの借り換え」だろう。他の金融機関が提供する、より金利の低いローンに借り換える方法だ。 しかし、「借り換え」は新たにローンを組むことを意味するので、ローン保証料などの諸費用が数十万円必要となる。月々の返済さえ苦しいのに、いきなり数十万円を用意するのは困難だと嘆く声も多い。さらに、抵当権の設定などに煩雑な手続きを要し、面倒なのもありがたくない。 ところが驚くべきことに、複雑な手続きも
「チャッティー」210円、色は水色、ピンク、緑、赤、黒、白の6色。全国のスーパー、ホームセンター、雑貨店などで販売中。通販でも買える(画像クリックで拡大) 昨年10月に新登場するや、ひっぱりだこの人気なのがペットボトル専用茶こし「チャッティー」だ。この商品を販売する工房カワイ(静岡県函南町)の河合芳和社長は「静岡のお茶の小売店さんから『今の若い人は急須を使わなくなった。急須なしでペットボトルから気軽に緑茶が飲めるようにできないか』と相談されたのが開発のきっかけです」と語る。3年かけて販売にこぎつけたが、昨年10月に静岡で開催された「世界お茶祭り」の会場で販売したところ、大フィーバーが起こった。一般客もさることながら、お茶の小売店が販促用グッズに使おうと200個入りのケースを箱買いし、1~2時間であっという間に売り切れてしまったのだ。これを受けて、今年1月7日にNHKの「おはよう日本」で紹介
すでに問題は進行していて各地で大きな問題になってきているんだけど、一般的には表沙汰になっていない話を1つ。 全国各地で、ウンコの配管が詰まりまくってる。いやまあ、便器や配管がウンコ詰まりするという現象は別に目新しい話ではないんだけれど、ここ数年、その件数が飛躍的にアップしているのだ。 何故、そうなるのかというと、便器洗浄の節水競争で、ウンコと共に配管に流れ出る水の量が減っている為に、ウンコが途中で止まってしまったりする事が増えたからだ。 便器は進化しているのかもしれないが、便器から流れ出た、ウンコと水が配管を通って、浄化槽や下水道まで流れ着くまでの技術はほとんど進化してしないのだ。 何故、進化しないのかというと、単純に、配管内を重力によって、一定方向に導くのが原則なので、せいぜいが配管抵抗を減らす事くらいしか出来ない。ウンコ用の配管なんて、汎用の塩ビ管やせいぜい鉄管の内側に塩ビをライニング
日本人の妊娠に対する知識が、国際的にみて低い水準であることが、英カーディフ大などの調査で分かった。「子どもが欲しい」という欲求が低い傾向も明らかになった。調査責任者のジャッキー・ボイバン教授は「知識不足や育児への負担感が、日本の出生率の低さにつながっている可能性がある」と分析している。 調査は、同大が製薬会社メルクセローノと共同で、欧米、中国など計18カ国の男女1万人(平均年齢31・8歳)を対象にインターネットで実施。日本人は481人が協力した。妊娠や不妊に関する国際調査では最大規模という。 妊娠に関する知識を〇×で答える質問(13問)の正答率は、日本人女性が35・8%と、最下位のトルコに次ぐ18カ国中17位。男性も37・4%でトルコ、中国に次いで低かった。 「健康的な生活を送っていれば妊娠できる」という考えが誤りだと正しく答えられた日本人は28・7%で、英国(90・7%)やオーストラリア
現在の場所:ホーム / News / 2010年10-12月期mixi、Gree、モバゲー、Ameba業績比較【ループス斉藤徹】 [読了時間:7分] 株式会社ループス・コミュニケーションズ代表取締役 斉藤 徹 国内三大SNSサービスの、2010年10-12月期の四半期決算発表が出揃った。 今回記事より、従来のmixi、GREE、モバゲータウンにプラスして、ソーシャルプラットフォームへの積極展開をはじめたサイバーエージェントのAmeba事業を対象として追加し、その業績やサービスの比較を分析してゆきたい。 なお,この分析レポートは,各社が投資家向けに公表している最新の決算報告,および広告代理店・クライアント向けに発行している媒体資料を主要な情報ソースとしている。また、今回から、ネットレイティングス社NetViewおよびビデオリサーチインタラクティブ社Mobile Media Mesuremen
『社内失業 企業に捨てられた正社員』(双葉新書)という本を見つけたので、さっそく読み始めています。著者は増田不三雄氏で、「社内失業と呼ばれて」というブログを書かれているそうです。 http://d.hatena.ne.jp/shanaineet/ >「希望・早期退職」「リストラ」「派遣・新卒切り」「雇い止め」「内定取り消し」……。長引く不況の中で様々な労働問題が語られてきたが、その中で最近浮かび上がってきたのが「社内失業」。これまで社内失業のような存在は中高年の「窓際族」や、本人にやる気がなくサボっている「社内ニート」とされてきた。しかし実際の社内失業者は20代~30代の若い世代で、本人にやる気も能力もあるにも関わらず、企業側の事情で仕事を奪われた状態にある。リーマンショック以降の急激な景気の減速で増えた社内失業者の数は600万人とも言われている。彼らは社内外の人脈も仕事上のスキルもないま
チェルシーの監督時代は、経営陣と選手補強を巡ってたびたび衝突し、結局チームを自分から去ることになったモウリーニョ 「逆転は不可能」 1月30日、レアル・マドリーがオサスナに敗れ、首位バルセロナとの勝ち点差が7に広がったことを受け、スペインのメディアはこのような論調を強めている。 昨年11月29日の直接対決でバルセロナが5-0と圧勝したのに加え、22節終了時点の得失点を見ても、バルサの70得点・11失点に対し、レアルは52得点・19失点と、明らかな差がある。“スペシャル・ワン”モウリーニョをもってしても、バルサの安定した強さを上回るチームを作れずにいるという事実が浮き彫りになっている。 そういう苦しい状況に置かれていても、モウリーニョはレアルにポジティブな変化をもたらそうとしている。 それは、GMバルダーノをチームから遠ざけることである。 現場の最高権力者を巡る、GMと監督のつばぜり合い。
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