大阪の府立高校に通う高校3年の想空(そそら)さんは、15歳のときに「株式会社SOS」を起業。子どものおもちゃなどに広告を掲載するビジネスを展開している。「子どもたちの笑顔をつくりたい」。その真摯(しんし)な思いは多くの人の共感を呼び、1年目から約3000万円の売り上げを達成した。起業から3年目を迎えた想空さんに、これまでの歩みと今後の目標を話してもらった。(文・黒澤真紀、写真・本人提供) ―起業したきっかけを教えてください。 私が10歳の時、フェイスブックのマーク・ザッカーバーグCEOが娘さんの誕生とともに、子どものための慈善団体へ多額の寄付を行うというニュースをみて、「私もいつか子どものためになることをやりたい!」と強く思ったんです。それが再び沸き起こったのが中学3年の進路面談で、自分がやりたいことは何かを真剣に考えたときでした。「10歳から抱いていた夢をかなえるためには起業しかない」と
アフターコロナに向け企業活動が再び活発化するなか、「放漫経営」による倒産が増加している。経営者の判断ミスやずさんな管理体制、本業以外への資金流出などの会社の私物化により経営が困難になった「放漫経営」倒産は、2022年に144件発生し、前年(124件)から16%・2年ぶりの増加となった。また、全倒産に占める割合は2.3%となり、過去10年では最高を記録。2000年以降ではリーマン・ショック直後の2009年(2.4%)以来となる高水準だった。 放漫経営倒産は近年、悪質化の傾向もみられる。放漫経営の末に、粉飾決算や業法違反、脱税といった「コンプライアンス違反」に抵触した倒産の割合は2022年に4割を占め、2年連続で増加した。最も多いのは事業外への資金流出など「資金使途不正」によるもので、放漫経営倒産のうち29件・約2割を占めた。 不適切な会計処理など「粉飾」による倒産も16件・約1割を占め、売上
【ロンドン共同】肥満の防止に取り組む「世界肥満連合」(英国)が31日までに報告書を公表し、各国が積極的に対策を取らなければ、世界人口の約半数が2035年までに「太り過ぎ」か、より深刻な「肥満」に分類されるとの推計を明らかにした。 【写真】ダイエットには赤い皿と酢漬け 欧米で注目、効果解明はこれから 肥満は心疾患やがん、糖尿病の疾患リスクを高める。最悪のシナリオでは医療への負担増などにより、各国経済への影響が年間4兆ドル(約530兆円)を超えると予測。世界で流行した新型コロナウイルスに匹敵する規模の打撃を、経済に与えかねないと警告した。
俳優の遠野なぎこ(43)が22日、自身のブログを更新、2月22日に結婚した男性と、7日に離婚したことを明かした。結婚から2週間で、3度目の離婚となった。 【写真】2014年…夫婦げんかをリアルに再現した遠野なぎこ&ブラマヨ小杉 ■2009年に2ヶ月、14年は55日間で離婚 遠野は「私事で恐縮ですが、私、遠野なぎこは3月7日に離婚致しました。お相手の方が一般の方の為、この場を持ってのご報告とさせて頂きます。互いに違う人生を歩む事になりましたが、皆様どうぞこれからも宜しくお願い致します」とつづった。 遠野は、2009年5月に一般男性と結婚するも、2ヶ月後の7月に離婚。2014年5月にバー経営の男性と再婚するも、同年7月に55日間で離婚していた。 先月22日放送のTOKYO MX『バラいろダンディ』(月~金 後8:30)では「午前中に彼と入籍いたしました。1月2日に初めて出会って、2月22日に区
連鎖販売取引(マルチ商法)をめぐるトラブルで、若者が関係する相談割合が増加している。国民生活センターによると、契約者の年代別の相談件数は「20代」がここ10年ほど最多となっており、近年は毎年4割を超える状況が続いている。 【写真】高校時代の親友が送ったメッセージ。「ある仕事を始めた」「宗教でもネズミ講でもないよ」と勧誘している 2012~21年度の10年間の相談件数は、平均で1万件超。うち、20代が契約者となっているケースは、12年度は3割弱だったが、18年度に40・4%と4割を超えた。 20、21年度は、全体の相談件数がやや減少したが、化粧品関係の相談が減ったといい、コロナ禍が関係している可能性もある。それでも、20年度は46・6%、21年度は43・7%が「20代」だった。 センターによると、20代に関する相談者の約3割は親や友人など本人以外からで、「息子がマルチ商法の契約をして消費者金
【適菜収「それでもバカとは戦え」】#201 国際政治学者を自称する三浦瑠麗とは一体何だったのか。太陽光発電事業への出資を名目に、およそ10億円をだまし取ったとして投資会社「トライベイキャピタル」本社と代表を務める瑠麗の夫の自宅マンションが東京地検特捜部により家宅捜索されたが、それをきっかけに瑠麗の過去の言動に注目が集まった。 社民党・福島みずほ党首に上から目線 三浦瑠麗氏の発言に強烈な違和感 瑠麗は「私としてはまったく夫の会社経営には関与しておらず、一切知り得ないことではございますが、捜査に全面的に協力する所存です」と関与を否定。もちろん夫が引き起こした事件と配偶者は関係ない。そういう意味では、瑠麗は巻き添えを食ったかのようにも見える。 しかし、次第に実態が明らかになっていく。瑠麗が経営する会社と夫の会社は同じビルの同じフロアにあり、両社は合同で行事を開催することもあった。さらに瑠麗は、政
最近にわかに話題になっている「職場がゆるすぎて離職する若者たち」。 Business Insider Japanではいち早くこの現象を取り上げ、「ホワイトすぎて離職?働きやすいのに“不安”な理由」、「若手の離職リスクを高める『いい上司ばかり』の職場」などの記事を掲載してきました。 【全画像をみる】「ゆるい職場」は悪か?若手・上司に知ってほしい“キャリア不安”の解決策 広まりつつある「ゆるい職場」は本当に「悪」なのか?上司は、若者は、どう向き合えばいいのか? 2022年12月に『ゆるい職場ー若者の不安の知られざる理由』を刊行した、リクルートワークス研究所主任研究員の古屋星斗さんと共に、「ゆるい職場」時代を生きるための処方箋を考えます。(聞き手・横山耕太郎) 大企業若手の3割「職場がゆるい」と回答──「ゆるい職場」とは、どんな職場のことでしょうか? 働く若者の能力や期待に対して、著しく仕事の負
<第99回箱根駅伝・復路 ゴール地点>歓喜する駒大、大八木監督(左から4人目)も笑顔(撮影・木村 揚輔) ◇第99回東京箱根間往復大学駅伝 復路(2023年1月3日 神奈川・箱根町~東京・大手町 5区間109・6キロ ) 【写真】総合1位を決め、大八木監督と抱き合う田沢(左)と山野 今季の出雲、全日本を制した駒大が、2年ぶり8度目の総合優勝を飾り、同大としては初、史上5校目の3冠を達成した。 大八木弘明監督(64)はレース後の会見が終了した後、「私事ですが…」と自ら切り出し、「今年で監督を退きます。3月で終わりです」と表明した。 後任は藤田敦史コーチで、大八木監督は「今年の3月までだけど、明日から藤田に」と笑みを浮かべていた。 ゴール後3度、宙を舞った指揮官は「本当にうれしい。選手たちに3冠というプレゼントをいただいて、感無量」と感激の面持ち。花道にふさわしい偉業だった。「私は99回で監督
ものまね界の超レジェンド、コロッケ(62)が、10月25日の放送回で『ものまねグランプリ』(日本テレビ系)から卒業した。 【画像あり】ご本人の真横で「美川憲一ものまね」睨まれる 同番組はコロッケにとって、前身番組を含めれば30年近く出演してきた“主戦場”。ネット上には、多くの惜しむ声とともに、事実上の“引退”であると受け止める声も――。 そこで、本誌はコロッケに直撃した。このままテレビから消えるのか? 「べつにテレビに出なくなるわけじゃないです(笑)。僕が番組を卒業すると枠がひとつ空くから、後輩が誰か出られますしね」 1980年のデビューから、ものまね芸人のトップランナーとして走り続けたコロッケ。自らが辿ってきた42年の歴史のなかで、ものまねの潮流は激変しているという。 「僕は顔まねからスタートし、歌や動きを取り入れていきました。『ものまね四天王』は、クリカン(栗田貫一)は声を似せていく方
米大リーグ、大谷翔平投手(28)がアンバサダー契約を結ぶ暗号資産(仮想通貨)大手のFTXトレーディングは11日(日本時間12日)、同社のほか、約130のグループ会社が日本の民事再生法に相当する連邦破産法11条(チャプター11)の適用を申請したと発表した。FTXは160億ドル(約2兆2000億円)の顧客の預かり資産を持っていたとみられる。 【写真】大谷とジャッジが並んで記念撮影 FTXはMLBを含む多くのスポーツチームのオフィシャルスポンサー契約を結んでいたほか、NFLのトム・ブレイディ(バッカニアーズ)、NBAのステフィン・カリー(ウォリアーズ)らスター選手がアンバサダーを務めていた。 会社のブランド向上や仮想通貨の認知度アップが狙いで、大谷らアンバサダーは報酬の全てを仮想通貨や株式で受け取ることとなっていたため、同社の破綻による影響は必至だ。
年初には1ドル=115円台だったドル円相場の円安進行が止まらない。10月下旬には約32年ぶりに1ドル=150円を突破した。一方で給料は30年も横ばいのままで、2021年の日本の平均賃金はG7で最下位となった。一方、海外では世界的な人手不足で賃金が上昇しており、超円安の状況下では、日本で働くより海外で働いた方が収入が増えると、話題になっている。アメリカで“出稼ぎ”をしている日本人たちに、そのリアルな給料事情を聞いた。 【グラフ】日本の平均賃金(年収)はG7の中で最下位。アメリカと2倍近く違う 有名レストランのウエートレスでチップが月100万円 サーフィンが趣味で、こんがり焼けた橋本恵美さん(25才)は、ハワイで充実した毎日を送っている。 「いまハワイは人手不足なので、時給がどんどん上がっています。私は現地の有名レストランでウエートレスをしていますが、人気店なのでチップがいい。朝だけ数時間、週
日本糖尿病協会は7日、「糖尿病」という名称の変更を検討する方針を明らかにした。患者の大半が不快感を抱いていることなどを踏まえたもので、今後1、2年のうちに新たな病名を提案したい考えだ。日本糖尿病学会とも連携し、具体的な検討を進める。 都内で同日開いたセミナーで説明した。患者を対象としたインターネットによるアンケート調査(2021年11月8日~22年9月30日実施)によると、回答者1087人の9割が病名に何らかの抵抗感・不快感を持ち、変更を希望する人が8割に上った。「尿」という言葉が持つ負のイメージへの懸念が多かったという。 同協会の清野裕理事長はセミナーの冒頭、「糖尿病に対する誤った認識が偏見を助長し、差別を生んでいる」と指摘。具体例として「生命保険や住宅ローンに加入できない」「就職が不利になった」「怠け者のような目で見られる」などを挙げた上で、医療従事者やメディアが事態改善に力を注ぐ必要
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