ヤフー、楽天、ミクシィのインターネット3社が堅調だ。不透明な相場環境の中、内需中心で不況の影響が小さい「ディフェンシブ銘柄」として見直し買いが広がっているためという。 ヤフーは16日、前日比1000円高の3万4850円で取引を終了。10月10日につけた取引時間中の上場来安値2万5600円から約2カ月で36%上昇した。 その牽引(けんいん)役は広告事業。主力のネット広告が2けた伸長するなど好調で、2008年4〜9月期は増収増益を達成した。売上高経常利益率は前年同期に比べて0.3ポイント改善して49.5%に達した。これは、全上場企業で第2位の高さだ。景気低迷の影響で求人広告が落ち込むなど懸念材料はあるが、検索されたウェブページの内容などから利用者の嗜好(しこう)を推測、それに適した広告を表示する新商品を9月に導入するなど攻勢を続けている。 一方、楽天(ジャスダック市場)の16日終値