イベントパークや復刻商品など、毎年なにかしらのヒットを生み出し、底力を感じさせる昭和ブーム。今年も『東京タワー』や『ALWAYS 続・三丁目の夕日』などノスタルジックな映画やドラマがヒットした。そんな中、雑誌分野で注目なのが、9月25日に創刊されたデアゴスティーニ・ジャパンの分冊マガジンシリーズ『週刊 昭和タイムズ』。1926年12月25日から1989年1月7日まで、日本の元号の中で最も長い「昭和」の64年間を、1年1冊ずつ計64冊に分けて販売する。 創刊号は、東京オリンピック開催の昭和39年。特価190円という安さも手伝い、総部数44万部のヒットを記録した。昭和がテーマだけに団塊の世代が読者の中心と予測できるが、それにしてもすごい数字だ。ヒットの秘密と手応えをデアゴスティーニ・ジャパンのマーケティング部広報担当マネージャー、遠田尚美さんと、昭和タイムズを担当するマーケティング部プロダクト