1月11日、日銀が発表した12月の「生活意識に関するアンケート調査」(第52回)によると、消費者の物価観について、1年後、5年後ともに「上がる」との回答が減少した。写真は東京・原宿で昨年10月撮影(2013年 ロイター/Yuriko Nakao) [東京 11日 ロイター] 日銀が11日発表した12月の「生活意識に関するアンケート調査」(第52回)によると、消費者の物価観について、1年後、5年後ともに「上がる」との回答が減少した。 調査によると、現在の物価について、1年前より「上がった」との回答が38.5%と前回の43.9%から低下。「下がった」は14.2%(前回11.3%)に上昇した。先行きは、1年後に「上がる」との回答が53.0%と前回の61.8%から低下。5年後も72.6%と同78%から低下している。具体的に現在と比べてどの程度上がるか、との質問に対しては、1年後が1.0%(中央値)