ベルの麻痺(顔面神経麻痺)ラムゼイハント症候群末梢性顔面神経麻痺の治療顔面けいれん眼瞼けいれん口舌ジスキネジア 1.ベルの麻痺(まひ)急に片方の顔面がゆかんでしまいました。食事中に口角(口元)から物がこぼれます 突然に起こる原因不明の顔面神経麻痺のことをベルの麻痺(特発性末梢性顔面神経麻痺)と言います。ベルの麻痺による顔面神経麻痺の起こり方は、普通、ある日、鏡を見た時に自分で、あるいは他の人に指摘されて始めて顔の半分がゆがんでいること(非対称)に気付くことから始ります。顔面神経麻痺が起こると、麻痺の起こった側の口もとが下がって、ひどい時には、口の端からよだれや食べている物がこぼれたりします。普通、顔面神経の麻痺は、起こり始めてから数時間あるいは2、3日の間、進行することが多いようです。ベルの麻痺では顔面神経が、脳より外に出てからの部分で障害を受けますので、その場合、顔の下半分の麻痺だけでは