11月26日、サーベラスがダイムラーに損失72億ドル超の賠償を請求。2007年5月に撮影されたダイムラークライスラー本社(2008年 ロイター/Mike Cassese) [フランクフルト/デトロイト 26日 ロイター] 米投資会社サーベラス・キャピタル・マネジメント[CBS.UL]は、独自動車大手ダイムラーDAIGn.DEに対し、クライスラー株式取得に伴う損失72億ドル超の賠償を求めている。ダイムラーが26日、明らかにした。 サーベラスは2007年8月にクライスラーの株式80.1%を72億ドルでダイムラーから取得した際、ダイムラーによる株式売却条件の不履行があったと主張。サーベラスはこの時に支払った額以上の賠償をダイムラーに対し求めているという。 ダイムラーのツェッチェ最高経営責任者(CEO)はミュンヘンで記者団に対し「サーベラスの主張はわれわれには理解しがたい」とし、同社の主張は「事実