日本の高齢者がお金を貯蓄に塩漬けにして消費しない理由を、「将来が不安だからお金を使わない」という一点だけで説明しようとする人もいるのですが、ちきりんはそれがすべてだとは思っていません。 高齢者向けの消費プロモーションが医療・介護分野を除き盛り上がらないのは、モノを売る側、特に広告、マーケティング側の業界や人達に「消費をするのは若者である」という固定観念が強く残っているからです。 高度成長期、人口増大期に形成されたこの感覚は、高齢社会を迎え、若者の所得が非常に低く抑えられている今でも根強く残っています。 「アクティブシニア」という言葉を聞いたことがある方も多いでしょう。旅行や趣味、さらには恋愛にまでアクティブに行動する高齢者層を指す言葉です。 この概念は「若者=アクティブ、高齢者=非アクティブ」という前提から発し、「最近は高齢者の中にも若者のようにアクティブな生活を送る人がでてきた」というこ
高額報酬が批判されている米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)の幹部が、リディ会長兼最高経営責任者(CEO)に「裏切られた」と抗議する“辞表”を米紙ニューヨーク・タイムズに寄稿、25日付紙面に掲載された。 AIGの資産運用子会社で商品取引部門を率いる副社長で、受け取った約74万ドル(約7200万円)の賞与は返還せず全額を恵まれない人に寄付するという。 副社長は、巨額の損失を出したリスクが高い金融商品を扱っていた社員らは既に退職しており、今回問題になった賞与を受け取った大半の社員にはAIG経営悪化の責任がないと主張。CEOがそれを知りながら米議会で「(支給は)不快だった」など発言したのは社員への「裏切り行為」だと非難した。(共同)
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