ただ、中国ではここ10年余り家庭用ゲーム機の販売が禁止されていることから、法律との整合性が問題になる可能性がある。 一方、緑動科技によるゲーム機販売によって、ソニー6758.Tや米マイクロソフト(MS)MSFT.Oが58億ドル規模の中国ゲーム市場に参入できる可能性も出ている。 緑動科技のスポークスマン、Zhang Zhitong氏は、同社が9月か10月初めに身体の動きで操作する据え置き型ゲーム機「iSec」を中国で発売することを計画していると明らかにした。正式な販売許可をすでに得たかどうかについては言及を避けた。「iSec」の当初の発売予定は今年第1・四半期だった。 アジアのゲーム市場コンサルティング会社ニコ・パートナーズのリサ・コスマス・ハンソン氏は、緑動科技の「iSec」発売について「ゲーム機販売を禁止した法律への関心が高まる」と指摘。同氏によると、同法はゲーム機に批判的な親の圧力を受