写真1●発表会でのデモに使ったシステム 東京と米国オレゴン州のポートランド間のネットワークと同様の往復遅延時間(136ミリ秒)を再現するため、ネットワーク遅延発生装置(左の装置)を用いた。右側がクライアント・パソコン。 東京大学の平木 敬教授らの研究グループは2009年11月27日、家庭用サイズのパソコンと改造したWebブラウザ(Firefoxを改造した「UsadaFox」)を使い、日米間で最大6.5Gビット/秒のデータ転送を実現したと発表した。この記録は2009年11月14日~20日まで米国オレゴン州ポートランドで開催されたスーパーコンピュータ関連の国際会議である「Supercomputing 2009(SC09)」のバンド幅チャレンジで披露したもの。httpを用いて158Gバイトのファイルを6.5Gビット/秒の速度で東京大学からSC09会場に送信した。使用した日米間のネットワークの往復
人とコンピューターの長所を生かし、高速画像認識を実現 2007年5月18日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Lakshmi Sandhana 2007年05月18日 それぞれの画面は、認識の進行に伴う脳波の測定結果と神経信号の伝達とを示す。Photo credit: Paul Sajd(コロンビア大学) スライドショー(英文)はこちら 最新の脳=コンピューター直結インターフェース技術によって、近い将来、われわれの脳のはたらきを利用して、人間の意識よりも効率のよい自動画像認識装置が誕生するかもしれない。 コロンビア大学の研究チームが、人間の脳の処理能力とコンピューターの画像認識能力とを組み合わせた画期的な装置の開発に取り組んでいる。完成すれば生身の人間の10倍もの速さで画像を検索できるという。 米国防総省の国防高等研究計画庁(DARPA)が、連邦当局の作業の効率
オブジェクト指向はしばしば,とっつきづらく難しい技術と言われます。その理由の一つには,対象とする分野が広く,それぞれに深みがあることが挙げられます。しかし,それ以上にこの技術を難しくしている落とし穴とも言うべき原因が二つあると筆者は考えています。それは比喩を乱用する説明の仕方の問題と,「もの中心」を意味するコンセプト自体の問題です。 そこで本特集では,「オブジェクト指向という言葉をよく聞くけど,実際どんなものかよくわからない」という方のために,初心者/入門者が陥りやすい落とし穴を明確にしながら,オブジェクト指向の全体像を説明します。余計な先入観やまぎらわしいたとえ話に惑わされなければ,オブジェクト指向そのものはそれほど難しい技術ではないことを理解していただきたいと思います。なお,オブジェクト指向プログラミング,デザインパターン,分析/設計といった個々の技術については特集2以降でそれぞれ解説
覆面していても顔認識できる新しいアルゴリズム 2008年3月26日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Bryan Gardiner Allen Yang氏の顔認識アルゴリズムを使うと、たとえ画像が破損していたり、部分的にさえぎられていても、該当する人物を的確に見つけ出すことが可能だ。Photo: Allen Yang 忍者の覆面はもう意味がない。カリフォルニア大学バークレー校とイリノイ大学アーバナ・シャンペーン校(UIUC)の研究者たちが開発した新しい顔認識アルゴリズムは、たとえ目、鼻、口の部分が不明瞭でも、90%から95%の正確さで個人の顔を認識できるのだ。 「多くのアルゴリズムでは、目、鼻、口といったいわゆる重要な顔の特徴を使って個人を確認している」と、新しいアルゴリズムを開発したバークレー校工学部の研究者Allen Yang氏は述べる。 「しかし、それだと
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く