【蘭越】ニセコ連峰の山あいの秘湯として知られ、創業103年の歴史を持つ後志管内蘭越町の新見温泉が来年3月末で幕を下ろす。源泉を共有する二つの温泉宿があり、いずれも後継者難で継続を断念した。ミネラル分の多い泉質はファンが多く、経営を担ってきた3代目は「できれば、素晴らしい泉質の温泉を引き継ぐ人が現れてくれれば」と願っている。 【動画】ニセコパノラマライン、雪壁の峠道 新見温泉は蘭越町市街地から車で峠道を越えて約15分、目国内(めくんない)岳(1220メートル)の南東麓に位置する。広島県から入植した新見直太郎さんが泉源を見つけ、1912年(明治45年)、温泉旅館「新見温泉」を始めた。湯どころの蘭越町の中でも現存する温泉で2番目に古い。 54年に本館の隣に新館が完成。60年に本館と新館を直太郎さんの息子たちで分け、それぞれ「新見本館」(22室)、「新見温泉ホテル」(20室)とした。いずれも宿
俳優の阿部寛(51)が主演を務めるTBS日曜劇場「下町ロケット」(日曜後9・00)が18日に2時間スペシャルでスタートし、初回の平均視聴率は16・1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが19日、分かった。15%を超える好スタートを切った。 【写真】イメージ全然違う…「下町ロケット」完成披露会に出席した吉川晃司 同じ池井戸潤氏の小説をドラマ化した「半沢直樹」(2013年7月クール)の初回19・4%には及ばなかったものの、「ルーズヴェルト・ゲーム」(14年4月クール)の初回14・1%を上回った。 原作は池井戸氏の直木賞受賞作。宇宙科学開発機構の元研究員で、実家の町工場・佃製作所を継いだ佃航平(阿部)がロケットのエンジン開発に情熱を注ぐ姿を描く感動エンターテインメント巨編。池井戸氏原作をドラマ化した「半沢直樹」「ルーズヴェルト・ゲーム」を手掛けた脚本・八津弘幸氏、演出・福澤克雄氏が三
今から18年前に当たる1997年に発売されたシャープ製の電子レンジ「RE-BM5」から、隠しコマンドが発見されたとTwitterで話題になっています。「とりけし」ボタンを連打すると突然「沖縄のみなさんこんにちは」「さあ沖縄メニューを作りましょう」と表示され、沖縄メニューのレシピ10品目が見られるという不思議なもの。 【沖縄メニューのレシピが表示される】 その衝撃は大きく、なんとシャープ公式Twitterでさえ「私も知らなかったので詳細を調べました」と反応したほど。 この隠しコマンドは、シャープの沖縄の販売会社が全国モデルとして発売された「RE-BM5」の販促用に企画したもので、コマンドが書かれたチラシを沖縄限定で配布したそうです。しかし、そのまま特に知られることもなく、18年の月日が経過。先日になって、偶然見つけられたようです。 なお、他のシャープ製電子レンジには、隠しコマンドはない
「鶏むね肉」が最近、疲労回復に効果があると注目されている。渡り鳥が何日も休むことなく飛び続けるのをヒントに、研究が行われてきた。渡り鳥の羽を動かすむね肉に、高濃度の「イミダペプチド」という栄養素があることがわかった。 「2週間以上、継続的にイミダペプチドを摂取すると、疲労感が改善されてきます」。実験の中心となった東京都目黒区の阿部医院院長で、東京内科医会副会長の清水恵一郎さんは説明する。 イミダペプチドは二つのアミノ酸(生命を支えている大切な栄養素)が結合した物質だ。これを摂取すると血液中で二つのアミノ酸に分解するが、脳や肉体の疲労してさびついた細胞に達すると、再びイミダペプチドに合成され、疲労部分を回復してくれる。 イミダペプチドは生き物ごとに、消耗が激しく疲れがたまりやすい部位に含まれている。回遊魚のマグロ、カツオは泳ぎ続けるために大事な尾びれの付け根。人間は一番使っている脳だ。
自民党の保守系若手・中堅議員らで作る勉強会「文化芸術懇話会」(代表・木原稔党青年局長)が25日に開いた会合で、報道機関への圧力を求める発言が相次いだことが分かり、野党は「情報統制につながる」として批判を強めている。 政府・与党は、安全保障関連法案の国会審議への影響を最小限に抑えるため、沈静化に追われた。 ◆百田氏が講演 安倍首相に近い議員ら約40人が集まった25日の勉強会では、作家の百田尚樹氏が安保関連法案の必要性などについて講演した中で、「破廉恥とか売国とか、日本をおとしめる目的を持って書いているとしか思えない記事が多い」と報道機関への批判を展開した。 出席者によると、講演後の質疑で議員の一人が、「同感だ。マスコミを懲らしめるには広告収入がなくなるのが一番だ。(百田氏のような)民間人が経団連に働きかけてもらいたい」と述べた。井上貴博衆院議員も「子どもたちに悪影響を与えている番組の
愛知県蒲郡市と愛知学院大、明治は19日、チョコレートを摂取することで、アルツハイマー型認知症やうつ病などとの関連性があるとされている脳由来神経栄養因子(BDNF)が上昇することが分かったと発表した。同市などの住民約350人が参加した「チョコを用いた日本初の大規模実証研究」の結果で、同日、東京都内で開かれたセミナーで講演した同大心身科学部健康栄養学科の大澤俊彦教授は、「チョコ摂取で認知症の予防につながる可能性がある」と述べた。【丸山紀一朗】 BDNFは血液中や脳、特に記憶や学習能力をつかさどる海馬に多く存在し、神経細胞の発生や成長、維持、再生などを促進するたんぱく質で、これまで、定期的な運動や頭を使うゲームなどをすることでBDNFが増加すると報告されていたという。 実証研究は昨年6-7月、同市を中心とした45-69歳の市民計347人(男性123人、女性224人)を対象に実施し、カカオ分7
(ゆらぐ農:1)棚田維持、頼みは観光客 現役地元農家は1軒に 朝日新聞デジタル 5月6日(水)5時30分配信 (有料記事) 日本海に面した傾斜地に1004枚の棚田が連なる。石川県輪島市の「白米(しろよね)千枚田」。広さは阪神甲子園球場ほどある。市は昨年に登録を受けた商標「日本農業の聖地」の象徴として全国発信する。ただ「聖地」を耕す主な担い手は地元の農家ではない。 4月、観光客50人が土を掘り起こす「田起こし」を楽しみ、今月17日の田植えに備えた。年間2万円を市に支払い、コメ作りを体験する棚田オーナーだ。443枚を使って年7回、田植えや稲刈りなどの作業をする。普段の管理は周辺地区のボランティアらが担う。2007年度に市が始め、北陸新幹線開業やNHK連続テレビ小説「まれ」の舞台になったこともあり、今年度の会員数は過去最多の175人になった。…… 本文:1,161文字 この記事の続きをお読
◇毎日新聞調査 トップの港区と熊本県球磨村、格差6.5倍 全国1741市区町村の納税者1人当たりの年間平均所得について格差の度合いを示す「ジニ係数」を年ごとに求めたところ、2013年に係数が上昇し、格差が広がったことが毎日新聞の調べで分かった。安倍政権の経済政策「アベノミクス」による株価上昇で大都市部の一部自治体で住民が所得を伸ばしていることが背景にあり、アベノミクスが地域間格差を拡大させていることが数値で裏付けられた。 【消滅可能性都市、活性度低い議会】 毎日新聞は、総務省が毎年公表する「市町村税課税状況等の調(しらべ)」で、市区町村別の課税対象所得の総額を納税者数で割った額を平均所得と算定。04〜13年の10年間でジニ係数を求めた。その結果、構造改革を進めた小泉純一郎政権後半の04〜06年に係数は大きく上昇したが、08年秋のリーマン・ショックを経て09年に下降。その後民主党政権下は
【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に伴う新基地建設に向けた作業が進む大浦湾で15日、カヌーで抗議行動をする市民に対し、海上保安庁の特殊警備救難艇「あるたいる」に乗った職員が「(臨時制限区域内から)出て行け、犯罪者」と発言した。市民や関係者らは「普段から思っていることが口に出たものだ」などと怒りの声を上げた。 カヌー隊は同日午後、15艇で辺野古沖の長島付近の同制限区域付近で抗議行動を展開した。海保のゴムボートとの間でにらみ合いが続く中、一人の海上保安官が「犯罪者」と発言すると、市民は一斉に反発した。 抗議船の船長仲宗根和成さん(36)は「あるたいる」に近づき、説明を求めたが、別の海上保安官が抗議船に乗り込み、沖合まで移動させた。その後、市民は行動を続けたが、カヌー5艇が次々と拘束され、辺野古の浜で解放された。 行動後、仲宗根さんは「抗議自体を犯罪扱いされたら人権を批
タイの旧正月「ソンクラーン」(13〜15日)の休暇に合わせ、訪日するタイ人が急増している。査証(ビザ)免除などを背景にタイからの訪日客数はここ3年、右肩上がりだ。2月には「春節(旧正月)」の休暇で訪日した中国人の「爆買い」が話題になったばかり。新たな波に観光業界などが注目している。 日本政府観光局によると、訪日タイ人は東日本大震災以降に増加し、平成24年の約26万人から昨年の約66万人に伸びた。背景にはビザ免除のほか、円安、LCC(格安航空会社)の就航がある。 タイ人向けに旅行の手配を行うトラベルイノベーションジャパン(横浜市)では、旧正月を含む時期の個人旅行者の取扱件数が、昨年の3倍になる見込み。木地本健太郎社長は「リピーターの増加で、これまで行かなかった九州旅行も売れている」と話す。 旅行大手エイチ・アイ・エス(東京都新宿区)は3月、外国人旅行者専門カウンターを都内3カ所にオープ
第87回センバツが開催中の阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)にある甲子園歴史館で、台湾人観光客の数が急増している。これまで年200人程度だったが、2014年度は既に1万人を突破した。戦前の夏の甲子園に台湾から出場して準優勝したチームを描いた映画がきっかけで、甲子園は台湾からの関西旅行に必須のスポットになりつつある。 映画「KANO〜1931海の向こうの甲子園〜」は、1931年の第17回夏の甲子園に、日本統治時代の台湾代表として嘉義(かぎ)農林学校(嘉農<かのう>、現嘉義大学)が出場した実話に基づく。俳優の永瀬正敏さん演じる日本人監督が、台湾の漢族や先住民族、日本人からなるチームをまとめ、躍進する姿が描かれている。14年2月に台湾で公開されると、現地で大ヒットした。今年1月には日本でも公開され、反響を呼んだ。 すると、映画の舞台を一目見ようと球場を訪ねる台湾人が増え、歴史館の来館者も増え始め
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