最近、認知症への関心の高まりとともに、記憶に関わる「海馬」という脳の部位の名前を、読者の方々もよく耳にするようになったと思います。認知症について「加齢とともに『海馬』が縮小し始めると、認知症の発症につながる」と説明されたことのある人も多いのではないでしょうか。 ところが「海馬とは何か?」について詳しく聞いた経験のある方は少ないようです。海馬とは、どのような器官なのでしょうか。また、海馬の萎縮を止めたり、緩めたり、場合によっては海馬を増大させたりすることは可能なのでしょうか。今回は、海馬の働きについて詳しく解説し、十分な運動や健康的な食事、睡眠という日常生活を改善することで、認知症を予防できる可能性についてお話ししたいと思います。
「炭水化物の摂取増加で死亡リスク上昇」という内容の論文(注)が2017年、英医学誌ランセットに掲載されました。一般の人には、衝撃的な内容だと思いますが、私たち糖質制限食推進派からすると、「日ごろの主張がとうとう証明された」という感じです。我が畏友(いゆう)、夏井睦(まこと)先生(なつい キズとやけどのクリニック院長)は4年ほど前の13年10月に、「炭水化物が人類を滅ぼす 糖質制限からみた生命の科学」(光文社新書)を刊行しています。度肝を抜くタイトルと内容で評判になったのですが、まさに正鵠(せいこく)を射ていたということです。
中国でも刺し身やすし、天ぷらなどの日本料理が一般化しつつある=中国北京市の日本料理店「和縁亭」で2017年12月26日、赤間清広撮影 【北京・赤間清広】中国で日本食レストランが急増している。この2年で店舗数は約2倍になり、刺し身、天ぷらといった日本の味が定着しつつある。安全、ヘルシーという日本料理の印象の良さに加え、訪日旅行客の急増で本場の味に触れた経験が日本食レストランの人気を支えているようだ。 北京市内に2013年にオープンした「和縁亭」は席数300を超える中国でも大型の和食店。銘柄米「ななつぼし」など北海道産の食材を取り入れた本格的な日本料理が売りで、平日も大勢の客でにぎわいを見せる。 海外の日本食レストランは日本人駐在員に支えられているケースが珍しくないが、同店は9割以上を中国人客が占めるという。総料理長の澤野章さん(43)は「最近は中国料理レストランでもメニューに刺し身を加える店
食物繊維が豊富な食品もおしゃれなメニューに 前回は、便秘を改善し、痔(じ)を予防するためには、「食生活が重要」という話をしました。排便は健康のバロメーターです。腸の健康を保ち、良いうんちを出して、便秘や痔にならないようにするために特に大切なのが、食物繊維が豊富な食事を取ることです。 食物繊維は穀類、豆類、野菜、イモ類、キノコ、海藻類に多く含まれます。健康には良いと分かっていても、いざ食べるとなると、「食物繊維が多い食品ってあまり魅力的ではない」などと感じている人もいるのではないでしょうか。今回は、そんな食物繊維のイメージを変えつつ、気軽に作れるメニューを3品紹介します。 一つ目のメニューは「おからとお豆のピクルス」です。乾燥おからを使い、材料をあえるだけの超簡単メニューです。おからといえば「卯(う)の花」が定番ですが、和食が苦手な人でも、ピクルスにすれば食べられるのではないでしょうか。
初代JAPANグランプリに輝いた春田さん(左から2人目)と塩二郎さん(同3人目)。「『日本の食材はこれほどか』ということを伝えたい」=大阪市北区大深町のグランフロント大阪で2016年4月3日午後2時2分、錦織祐一撮影 農林水産業者(第1次産業)が加工(2次)や流通・販売(3次)業者と連携して付加価値を高める「6次産業化」の商品を集めたイベント「にっぽんの宝物・JAPANグランプリ」が大阪市で開かれた。これまでに全国各地で開かれてきたアイデア品評会で優秀作に選ばれるなどした8品が出品。最優秀賞のグランプリに選ばれた商品をはじめ、評価の高かった商品は今秋にシンガポールで開催される世界大会に進出する。「6次産業」は各次産業間の密接な連携を数字の掛け合わせ(1×2×3=6)で表現した造語。知恵の“相乗効果”が生み出したアイデアで、地域の隠れた「宝物」を世界に飛躍させる意向だ。【錦織祐一/デジタル報
避難所として利用されているドームハウス=熊本県南阿蘇村の阿蘇ファームランドで2016年6月13日午前10時38分、野田樹撮影 特殊発泡スチロール製…阿蘇ファームランド 熊本地震で被災した熊本県南阿蘇村にある健康テーマパーク「阿蘇ファームランド」内の宿泊施設「ドームハウス」の防災機能の高さに注目が集まっている。同村では地震で4600棟超の建物が損壊したが、菓子の「まんじゅう」から着想を得た特殊発泡スチロール製の半球形ハウスはほとんど損傷せず、被災者約600人(24日現在)が避難生活を送る。 阿蘇ファームランドは4月16日の本震で敷地内のアスファルト舗装に多くのひびが入るなどの被害を受けて休業中だが、約450棟のドームハウスに目立った被害はなかった。おわんをひっくり返したようなドームハウスは直径約7メートル、広さ約40平方メートル。特殊発泡スチロール(厚さ約20センチ)製の建材をつなぎ合わせた
農林水産省が2日発表した2015年の農林水産物・食品の輸出額(速報値)は、前年比21.8%増の7452億円と初めて7000億円台に達し、3年連続で過去最高を更新した。海外での和食ブームや円安が後押しした。 政府は「20年に1兆円」を目指し、中間目標として「16年に7000億円」を掲げていたが、1年前倒しで達成した。環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の活用などで1兆円目標の前倒しも図り、2日午後に輸出力強化に向けた官民会議の議論を開始する。 品目別では、リンゴが前年比55.0%増の134億円▽牛肉が34.6%増の110億円▽緑茶が29.6%増の101億円と、いずれも初めて100億円台に達した。日本酒は21.8%増の140億円、コメは56.4%増の22億円。中華料理などに使われるホタテ貝は32.3%増の591億円と全品目で最大だった。
平均寿命の全国最下位が続く青森県が、ワースト脱却に向けた「だし活」に本腰を入れている。だしのうまみを生かした減塩料理を広めて長寿を目指す運動のことで、その背景には、雪国特有の塩辛い食事が生活習慣病につながっているとの危機感がある。減塩を促そうと県はオリジナルのだし商品の開発にまでこぎつけたが、果たして「短命県」の汚名返上なるか−−。【森健太郎】 「しょうゆドバッ、みそガバッにちょっと待った。食塩を毎日あと2グラム減らせば未来は変わる」。青森県八戸市内のスーパーで昨年11月25日、「だし活しよう!」と大書されたかっぽう着姿の三村申吾知事が熱弁を振るった。さらにPRソングに合わせてダンスを披露。買い物客は「漬物にもしょうゆをかける“しょっぱ口”は卒業しないとだめね」と、だし汁を試飲した。 この記事は有料記事です。 残り1076文字(全文1423文字)
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