アニメというものは、見れば見るほど愛着が湧き、新たな発見をもたらすものである。 特にクソアニメであれば、徐々にクソアニメなりに楽しみを見出だせるようになる。また、牛のように反芻することで、「あれ、これってクソアニメじゃなくね?」という気付きも得られることがある。 2015年冬 クソラノベアニメの旅を記してから2日、筆者の中でも様々な発見があった。『アブソリュート・デュオ』は依然として虚無だが、胸焼けしない上質な水アニメとして、今や生活になくてはならないものになりつつある。また、『聖剣使いの禁呪詠唱』についても、突き抜けたクソアニメとして、立派なエンターテイメントとして見定めることができた。禁呪に飲まれ発狂しなかったのは、不幸中の幸いだ。 また、『アブソリュート・デュオ』は結局ハーレム化すること、『銃皇無尽のファフニール』から「主題歌をアナ雪のアナ役が歌ってるので実質アナ雪」というダークマタ