ウクライナのゼレンスキー大統領は、アメリカのバイデン大統領と会談し、ロシアによる軍事侵攻を終わらせるためとして、新たにまとめた「勝利計画」を説明しましたが、強く求めてきた、より射程の長い兵器をロシア領内への攻撃で使う許可は得られなかったものとみられます。 アメリカを訪れているウクライナのゼレンスキー大統領は26日、バイデン大統領とホワイトハウスで会談しました。 両政府の発表によりますと、ゼレンスキー大統領はロシアによる軍事侵攻を終わらせるためとして、新たにまとめた「勝利計画」についてバイデン大統領に説明しました。 そして、次のステップに向けて両国が集中的な協議を続け、10月にドイツで開かれるウクライナ支援に関する首脳級会合で進捗(しんちょく)を確認するとしています。 ただ、発表では、ゼレンスキー大統領が繰り返し強く求めてきた、欧米からの、より射程の長い兵器をロシア領内への攻撃で使う許可につ