旅行会社のエイチ・アイ・エスは、国の雇用調整助成金について不適正な受給があったとして60億円余りを返還すると発表しました。 発表によりますと、エイチ・アイ・エスは2020年3月から2022年12月までの間、会社が従業員を休ませた時に支払われる国の雇用調整助成金、合わせて242億円を受給していました。 しかし、本来、休業を申請した日については、メールなどの作業が認められていないにもかかわらず、実際にはメールやチャットのやり取りが行われていたことが社員などへの調査で確認されたということです。 会社では、受給した金額の4分の1にあたる62億円余りは不適正な受給だったとして、東京労働局からの通知にもとづいて、速やかに国に返還することを決めました。 矢田素史 社長は記者会見で「現場に対する教育や制度への理解が足りず申し訳ない。再発防止策を決めて、速やかに報告したい」と陳謝しました。 また、エイチ・ア
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