![JR九州子会社「クイーンビートル」第三者委の報告書から読み解く。なぜ「いたちごっこ不正」は起きたか](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f7bc77ab83a8c184766bdc41b4a79d1e5d3d5fc3/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ftravel.watch.impress.co.jp%2Fimg%2Ftrw%2Flist%2F1652%2F671%2F01.jpg)
JR九州の子会社が高速船「クイーンビートル」の浸水を隠蔽して運航を続けていた問題で、JR九州は21日、外部の専門家からなる第三者委員会がまとめた調査報告書を公表しました。報告書では、子会社の当時の幹部らが浸水を認識しながら安全性に問題はないと判断し、運航を続けたことについて、「法律に触れる可能性が高い」などと指摘しています。 福岡市と韓国 プサン(釜山)を結ぶ高速船のクイーンビートルをめぐっては、JR九州の子会社のJR九州高速船がことし2月に船首内部の浸水を把握しながら事実を隠蔽し、3か月以上運航を続けていた問題が明らかになりました。 JR九州はことし9月、外部の弁護士などによる第三者委員会を設置し、事実関係の調査を進めてきましたが、21日、委員会から報告書の提出を受け、その内容を公表しました。 それによりますと、浸水を認識しながら安全性に問題はないと判断し運航を続けたことについて、JR九
前回に引き続き、原子力プロジェクトの失敗についてみてみる。 原子力船「むつ」 原子力委員会は1961年に公表した「原子力長期利用計画」の中で、米・ソの原子力船の完成を機に、1970年頃までに原子力船建造技術の確立と乗組員の養成訓練を目的とした原子力第1船の建造が必要であることを明らかにした18)、*9。 参考文献18)によると、原子力委員会は1963年7月に「原子力第1船開発基本計画」を決定し、同年8月17日に原船団が設立された*10。原船団は、1976年4月に「原子炉設置許可申請書」を提出。同年11月に認可され、同年末から建造を開始して1971年に原子力船第1船が完成した*11。青森県の陸奥湾を定係港としたことから、この船は、「むつ」と命名された。 地元漁民の反対により定係港での出力上昇試験ができなかったむつは、太平洋上で同試験を実施した*12。そして1974年9月1日、定格熱出力の1.
世界最大級のコンテナ船「HMM サンクトペテルブルク」の船首。韓国南端の巨済島にあるサムスン重工業と大宇造船海洋(DSME)の造船所で。長鋪汽船提供(2020年8月12日公開、撮影日不明)。(c)AFP PHOTO / NAGASHIKI SHIPPING CO. 【8月15日 AFP】韓国の南端に位置する巨済(Geoje)島にあるサムスン重工業(Samsung Heavy Industries)の造船所では、世界最大級のコンテナ船「HMM サンクトペテルブルク(HMM St Petersburg)」の完成へ向け、最後の仕上げが進められている。 巨大な船体の奥深くにある、最高速度22ノット超での航行を可能にするエンジンはあまりに大きいため、溶接工らが小人のように見える。 建造費が1700億~1800億ウォン(約150億~160億円)というこの船の全長は400メートル。仏パリのエッフェル塔(
インド洋のモーリシャス沖で、商船三井が運航する貨物船が座礁し、燃料が大量に流出。モーリシャスのジャグナット首相が環境緊急事態宣言を出すという事態となりました。船内に残った燃料の大半はすでに回収されており、これ以上、燃料が流出するという事態は回避されましたが、付近のサンゴ礁は広範囲に汚染されており、回復に20~30年かかるとの指摘も出ているようです。 今回の事故について、多くのメディアが商船三井の船が座礁したと報道していますが、事故を起こした船の船主は商船三井ではなく岡山県にある長鋪(ながしき)汽船で、しかも船籍は日本ではなくパナマとなっています。複数の会社名や国名が出てきたことで混乱した人もいるようですが、いったいこれはどういうことなのでしょうか。 徹底的な役割分担 海運は、世界でもっともグローバル化が進んでいる業界のひとつと言われており、コストを削減するため徹底的な役割分担が行われていま
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川崎重工業(神戸市中央区)は30日、25年ぶりに建造した高速旅客船ジェットフォイル(JF)を、発注元の東海汽船(東京)に引き渡す。主に本土と離島を結ぶ航路に使われるが、需要が限定されるため、今回の建造まで四半世紀の空白が生じた。中韓勢との受注競争が激しく、川重は国内建造を高付加価値の特殊船などに特化。JFもその一環で、再開ではさまざまな技術上の困難を克服した。引き渡しを前に、復活への舞台裏を関係者に聞いた。(長尾亮太) 川重は1987年、開発元の米ボーイングからJFの製造販売権を取得。95年までに15隻を建造し、離島航路の需要を満たしたため建造を止めていた。しかし2005年前後から、老齢船の更新に備えて運航各社から建造再開を望む声が上がった。 「船体が小さいのでどんな港にも着岸しやすく、荒波でも安定して進める高速船はJFしかない」(佐渡汽船の担当者)。建造技術や部品調達網を保持したい川重も
4日、関西空港の連絡橋に衝突したタンカーは、5日未明に橋にめり込んでいた船体が引き離され、午前10時ごろからは海上保安庁の職員が乗り込んで、事故が起きた当時の状況や事故の原因などを調査しています。 乗組員11人は4日夜のうちに全員救助され無事でしたが、タンカーは橋にめり込むような形になって自力での航行ができなくなりました。 5日午前2時40分ごろから民間のタグボート3隻を使って橋から引き離す作業が行われ、タンカーを400メートルほど離れた海面に移動させました。 タンカーの橋にぶつかった右舷側はブリッジなどが原型をとどめないほどえぐれていて、衝撃の強さがうかがえました。 そして午前10時ごろからは、海上保安庁の職員2人が複数の乗組員と一緒に乗り込み、事故当時の状況を聞き取ったり、船の損傷状況を確認したりするなどして、事故の原因を調べています。 一方、連絡橋はタンカーとぶつかった衝撃で橋桁がず
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