無免許運転で道路を逆走したとして、福岡県警は13日、私立飯塚高校教員、大石晃平容疑者(27)=福岡県飯塚市立岩=を道路交通法違反(無免許運転)などの疑いで現行犯逮捕し、発表した。容疑を認めているという。 昨年11月に酒気帯び運転の疑いで検挙され、違反の累積で今年1月に免許の取り消しを受けていた。 久留米署によると、大石容疑者は13日午後10時55分ごろ、福岡県久留米市東町の市道で、軽乗用車を無免許で運転し、一方通行を約60メートルにわたって逆走した疑いがある。逆走を見たパトカーに停止を求められると、近くの駐車場に車を止めて逃げようとしたため、警察官が取り押さえた。 飯塚高校によると、大石容疑者は数学を担当。吹奏楽部の部長を務め、車で通勤していた。飲酒運転や免許の取り消しを学校に報告していなかったという。