福岡県警は、「起業家育成」をうたい、実際は自社の訪問販売員としての勧誘方法を教えていたとして、特定商取引法違反(事実の不告知など)の疑いで、福岡市のセミナー企画会社「primo(プリモ)」の実質的経営者、久保亮倫容疑者(32)=大阪府八尾市青山町=ら5人を逮捕した。 県警は、同社が大学生を含め、福岡県を中心に全国の約300人と契約し、計約2億1600万円の受講料を不正に集めていたとみている。教えていたのは自社のマルチ商法の勧誘方法で、詐欺容疑も視野に入れて調べる。 他に逮捕されたのは、同社役員の早川智章容疑者(24)=広島市中区平野町=ら。 逮捕容疑は、平成27年4~11月、福岡県の調理師の女性(23)と愛知県の男性会社員(26)に対し、実際は自社の訪問販売の方法を教えるつもりなのに、起業のスキルを教えると事実と異なる勧誘をし、さらに「クーリングオフはできない」とうそをついたとしている。
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