福岡空港には現在も米軍の施設(中央奥)が残り、米軍機が離着陸している=福岡市博多区で2021年2月3日午後0時42分、平川昌範撮影 福岡空港(福岡市)の敷地で米軍基地時代の燃料輸送管(パイプライン)に沿って土壌汚染対策法上の基準を超えるベンゼンや鉛が検出された問題で、これまでに汚染が確認された区域以外にも広くパイプラインが空港内に敷設されていたことが判明した。国土交通省が毎日新聞の取材にパイプラインの敷設状況を示す図面を明らかにし、汚染がさらに広範囲にわたっている可能性が出てきた。 また、これまでに汚染土の除去費が5億1600万円に上っていることも新たに判明。全額を日本側が支払い、その一部を地元の福岡県と福岡市が負担しているが、今後の汚染の広がり次第ではさらに費用負担が膨らむ恐れがある。
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