福岡市で24日に予定されているドキュメンタリー映画「標的」(西嶋真司監督)の自主上映会を巡り、市が一旦承認した名義後援を、「行政の中立性を損なうおそれがある」として、その後に取り消した。主催者は「納得できない」と市の対応を批判している。 映画は、従軍慰安婦について書いた20年以上前の記事が「捏造(ねつぞう)」とされ、バッシングを受けた元朝日新聞記者の植村隆さんの姿などを記録したドキュメンタリー。市コンテンツ振興課によると、上映会を主催する配給会社「九州シネマ・アルチ」(中央区)から3月10日に名義後援の申請が…