同館は1984(昭和59)年、飛騨市古川町から高山市内に移転。国内外の映画文化を伝える娯楽施設として地元民たちに親しまれてきた。30年間で約1500本の映画を上映してきたが、入館客減少などによる理由で今年6月、閉館が決まった。今後、跡地には地元のスーパーマーケット「ファミリーストアさとう」が出店する予定。 最終日となったこの日は、「やめないでほしい」という地元ファンの声に応え、8月31日の予定だった閉館日を1日延ばし、全館=大人一般1,000円、大学生以下900円、さとうカード会員500円で「旭座最後の1日・特別サービスデー」と銘打った特別上映を行った。 最後の上映ラインアップは次の通り。(以下、上映館=作品名、※印は閉館記念リバイバル作品) オスカー1=「超高速!参勤交代」「レ・ミゼラブル(※)」、ミラノ2=「トランスフォーマーロストエイジ」「あなたへ (※)」、ウエスト3=「マレフィセ