KDDIは、ワイヤ・アンド・ワイヤレス(Wi2)、ヤマップと共同で、バックホール回線に衛星インターネットサービスのStarlinkを活用した「山小屋Wi-Fi」の提供を今夏以降開始すると発表した。第1弾として、長野県白馬村の八方池山荘で5月29日から先行提供。今後、順次拡大する予定。 Starlinkの活用で山小屋でも安定したネット接続を提供 より安全で快適な登山を楽しめるように 山小屋は規模や施設によってさまざまだが、宿泊や休憩、避難などを目的に設置されており、登山やトレッキングを楽しむユーザーを支えている。一方で山深い場所にある場合では、地形や積雪などの問題で通信環境の整備が困難なことが多い。 山小屋Wi-Fiでは、Starlinkを用いることで光ファイバー回線の敷設が不要で、場所を問わずに安定した通信を実現し、緊急時の連絡はもちろん、今後の天候の確認、SNSへの投稿などが可能になる。