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ブックマーク / ymtetc.hatenablog.com (8)

  • 【ヤマト2199】賛否両論だった『方舟』が、今はそう見えない理由 - ymtetcのブログ

    こんにちは。ymtetcです。 先日の「『2199』出渕体制から『2202』福井体制へ」の記事に対する反響のなかで印象的だったのが、「方舟の興収がよくなかった」ことに驚いた、というものです。 私は『方舟』の年に受験生だったので、当時の様子は完全に把握できていませんが、当時、『方舟』に賛否両論があったことは覚えています。 今日は、なぜ公開当時『方舟』が賛否両論だったか、そして、なぜ今はそうは見えないのか、について考えていきます。今回は検証ではなく、『2199』当時2chの『2199』スレに常駐していた経験から(笑)、記憶を辿って書いていきます。 〇『2199』第9話・第14話への批判 〇「ヤマトファン」から「リメイクヤマトファン」へ 当時賛否両論だった『方舟』が、現在はそう見えない理由。それは、現在『方舟』を語っている人の大半が『2199』ファンだからだと考えます。 『方舟』公開当時の批判点

    【ヤマト2199】賛否両論だった『方舟』が、今はそう見えない理由 - ymtetcのブログ
    cinefuk
    cinefuk 2023/03/02
    松本零士ファンの出渕裕らしいエピソードだったと思う。"『2199』が劇場で先行上映されていた当時、最もファンの賛否を分けたのが第9話と第14話でした。"
  • 私が『ヤマト2205』に共感できなかった理由 - ymtetcのブログ

    こんにちは。ymtetcです。 前回の記事「【ヤマト2205】福井晴敏が『ヤマト』をやる理由」に、以下のような指摘がありました。 そのヒューマニズムの安っぽい乱用が問題ではありませんか。 現実社会では,ヒューマニズムより,企業の利益追求が優先せざるを得ず,そうしないと生きていけないのです。そんなに人間たちにとって,福井氏の考え方は私自身も含めて生理的に受け付けないのです。 (仏草念雲さま) 福井ヤマトにおける「ヒューマニズム」の取り扱い方についての指摘で、重要な視点だと考えます。 ちなみに,私は先ほど,コンサルティングの依頼のあった数万人規模ののリストラ計画書の作成を終えたところです。 私自身は仏草念雲さまとは立場が大きく異なっており(どちらかといえばリストラされる側の人間)、共感するのは畏れ多いところです。 ただ私自身、学生時代に観た『2202』と社会人になってから観た『2205』を比較

    私が『ヤマト2205』に共感できなかった理由 - ymtetcのブログ
    cinefuk
    cinefuk 2023/01/31
    "福井晴敏は、その「冷たい論理」に対して「ヤマトが『否』と言い続ける」ヒューマニズムの物語、として『2202 愛の戦士たち』を構想していたわけです。"
  • 【ヤマト2205】古代進と、第7話の涙 - ymtetcのブログ

    こんにちは。ymtetcです。 『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち』第7話には、古代進が「俺はもう分からなくなった……」と雪に涙するシーンがありました。 このシーンはどう解釈すればよいでしょうか。今日は私見を述べたいと思います。 〇涙のきっかけ まずは、このシーンの前後を整理しておきましょう。古代が明らかな動揺を見せるのは、サンクテルでスターシャが「(イスカンダルを)渡すわけには参りません。決して」と語ったシーンです。その後場面は古代が雪に通信をするシーンに繋がり、さらに場面は転換して、古代が第一艦橋に戻ってくるシーンへ繋がります。 古代がどんな点で動揺したのか、古代が雪にどんな言葉を伝えたのか、来であれば描いてもおかしくないところを『2205』はカットしています。そのため、このシーンに対する解釈は観客一人一人に委ねられていると思われます。 〇古代が「分からなくなった」ワケ まずは

    【ヤマト2205】古代進と、第7話の涙 - ymtetcのブログ
    cinefuk
    cinefuk 2022/02/16
    2205第二章『スターシャ』ネタバレ。あとで読む
  • 【ヤマト2205】前章が「いい映画」として成立していた理由 - ymtetcのブログ

    こんにちは。ymtetcです。 『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち』前章は、前後編の前章でありながら満足度の高い映画になっていたと考えます。もちろんそれには複合的な理由があり、それこそ、身も蓋もない話をしてしまえば福井さんが導入の得意な作家さんだから……という考え方もできますが、今日は土門と古代をめぐって考えてみたいと思います。 具体的に内容へ言及はしませんが、ある程度の枠組みや流れについては言及するので、予めご注意ください。 ---------- ---------- ---------- ---------- 結論から言えば、前章が満足度の高い「映画」として成立していたのは、土門と古代の”出会い”のドラマが完結していたからです。土門は父親をめぐって、古代に対し屈折した思いを抱いてヤマトに乗り込みました。そしてヤマトでもがきながら、最後は古代の言葉に元気よく「はい!」と頷くに至る。

    【ヤマト2205】前章が「いい映画」として成立していた理由 - ymtetcのブログ
    cinefuk
    cinefuk 2021/10/12
    「ギャラクティカ」に影響受けた洋ドラ演出「クリフハンガー」を取り入れた羽原監督の前作「2202」、あれ劇場を出る直前に観客にストレスを与えて、カタルシスないまま追い出される感覚がどうにも馴染めなかったな
  • 【ヤマト2202】なぜ副監督は必要以上に批判されるのか――ファンに対する姿勢 - ymtetcのブログ

    【お知らせ】2020年2月12日 改題しました。 (旧)「【ヤマト2202】なぜ副監督は必要以上に批判されるのか――ファンに対する姿勢」 (新)「【ヤマト2202】なぜ副監督は監督以上に批判されるのか――ファンに対する姿勢」 こんばんは。ymtetcです。 今日はふと考えたことを書いてみます。 目次 監督も副監督も、背負っている責任は同じ 何故監督は叩かれず副監督は叩かれるのか 出渕総監督のファンに対する姿勢 羽原監督のファンに対する姿勢 出渕総監督・羽原監督の共通点 副監督のファンに対する姿勢 何故異論を認めないと炎上するのか 監督も副監督も、背負っている責任は同じ まず前提として確認しておきたいことがあります。 もちろん、2202の画面を埋め尽くすのは小林メカですから、そこから副監督は叩かれているのだ、というのも正解です。 しかし、2202という作品に対して背負っている責任は監督も副監

    【ヤマト2202】なぜ副監督は必要以上に批判されるのか――ファンに対する姿勢 - ymtetcのブログ
    cinefuk
    cinefuk 2021/09/07
    「俺のファンに対し、replyやRTしてやる事=褒美(有名人である俺の影響力で、フォロワー数を増やしてあげる)」「不快な意見を投稿する奴をブロックする=処罰(周囲にも粛清を宣言し、TLの発言をコントロールする)」
  • 【ヤマト2202】第21話における二つの「ヤマト2」 - ymtetcのブログ

    こんばんは。ymtetcです。 ヤマト2202は「さらばのリメイク」的要素が強い作品だと言われています。しかし今回の第六章に関しては、「ヤマト2のリメイク」的要素が強いように思います。 そんな問題意識から、今日は第六章の中でも、とりわけ第21話について考えていきます。 目次 第21話における二つのメッセージ 真田「お前には聞いていない」 土方「生きろ」 真田「これはもう戦艦とは言えない。戦闘マシーンだ」 土方「生きて」 2202の興味深い「操作」 第21話における二つのメッセージ ymtetc.hatenablog.com 「第六章はヤマトを肯定する映画である。」6日の記事ではそんなことを書きました。 言い換えれば、藤堂早紀と山南修を「導いていく」役割をヤマトが担っていたということです。 そんな、二人を「導いていく」ヤマトから発せられたメッセージが、2202の原作の一つである「ヤマト2」と

    【ヤマト2202】第21話における二つの「ヤマト2」 - ymtetcのブログ
    cinefuk
    cinefuk 2020/11/19
    「お偉方は、ヤマトの勝利を機械力の勝利だと錯覚しているんだ。血の一滴も通わないメカニズムの結晶さ。アンドロメダは、今の地球そのものなんだ」(『宇宙戦艦ヤマト2』第2話「彗星出現・ヤマトを改造せよ!」)
  • 『2202』ダイジェストとの違い:映画『ヤマトという時代』 - ymtetcのブログ

    こんにちは。ymtetcです。 先日、ついに情報が解禁された『宇宙戦艦ヤマト』シリーズの最新作(敢えてこう呼びます)、『「宇宙戦艦ヤマト」という時代 西暦2202年の選択』。 yamato2202.net 今日は、こちらの公式によるイントロダクションを読み、作『ヤマトという時代』のキーワードに着目しつつ、作が「120分」(!)の枠組みで描くものについて考えます*1。 〇『ヤマトという時代』キーワード 〇「これまでのダイジェスト」の壁を克服したい 〇意図的に無視されている「愛」、強調される「歴史」 〇「宇宙史」 〇「世界史」のなかの「宇宙戦艦ヤマト史」 〇「これまでのダイジェスト」との違いが独自性に 〇『ヤマトという時代』キーワード まずは、公式イントロダクションに見える作のキーワードを抽出してみましょう。 「ドキュメンタリー映画」 「『ヤマトの歴史』をひとつの視点で真摯に問い直す」

    『2202』ダイジェストとの違い:映画『ヤマトという時代』 - ymtetcのブログ
    cinefuk
    cinefuk 2020/10/03
    今回IJN大和1945のモチーフをキービジュアルに使ったのが印象的。2199では「IJN大和」との関係が(方舟を除いて)ほぼ漂白されていた
  • 副監督ツイッターは「会員制メールマガジン」? - ymtetcのブログ

    こんばんは、ymtetcです。 毎日のように色々な方からコメントを頂き、大変嬉しく思います。 現在色々あってイーターが刺さっている状態で、まとまった時間が取れないためにコメント返信が滞っているのですが、頂いたコメントは別のデータファイルにコピーして、少しずつ返信を書いています。 なんでこんな話をしているかと言うと、今日考えてみたことは、頂いたコメントから着想したものだからです。勝手ながら、引用させていただきます。 <tk 様> 副監督のTwitterフォローしたらなんもしてないのにブロックされたので恨んでるw でも2202はすごく面白いので頑張ってほしい(11月29日) このコメントを読んでいて浮かんだのが、今日のタイトルに書いた仮説です。 目次 そう考える理由 会員になれるのはヤマトファンではなく「小林誠ファン」 ネタバレの基準 「小林誠ファンクラブ」に入れなかっただけ そう考える理由

    副監督ツイッターは「会員制メールマガジン」? - ymtetcのブログ
    cinefuk
    cinefuk 2019/07/19
    フォロー・RTを「褒章」、ブロックを「懲罰」として、ファンをコントロールしてるんだよな>彼にブロックされたとしてもそれは「ヤマト2202からの拒絶」ではなく、いわば「小林誠ファンクラブ」に入れなかっただけ
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