アメリカ・バイデン政権と与党・民主党が検討している米自動車大手の電気自動車(EV)を優遇する法案に対しトヨタが反発している。トヨタは、11月2日に声明を発表した。この問題、なかなか奥が深そうだ。 まずは、トヨタの声明を読んでみよう。 電気自動車関連税制優遇措置の均等適用の必要性に関するトヨタの声明 環境、アメリカの自動車労働者、アメリカの消費者を政治的に動かすのはやめよう。 トヨタは、自動車の未来は電気自動車だと信じている。トヨタは、自動車の未来は電気自動車だと信じており、その未来への移行を促進するために、議会は電気自動車の購入を奨励する必要があると考えています。 しかし、議会の一部には異なる考えがあります。彼らは、組合への加入を決めた労働者が製造した電気自動車にのみ、4500ドル(1$=113円で50万8500円)の追加奨励金を与えようとしています。 組合に入らないと決めたアメリカの自動