漫画海賊版の配信を行なっていたWebサイト「漫画村」はコンテンツ配信に米Cloudflareが提供するコンテンツ配信ネットワーク(CDN)サービスを利用していたことが知られているが、日本の山口貴士弁護士らが米国において同社に対する訴訟を起こし、その結果としてCloudflareらが「漫画村」の運営者に関する情報を開示したとBuzzFeedが報じている。 記事によると訴訟は6月に起こされており、裁判所がCloudflareに「課金関係資料」の提出を求める令状を発行。これによって同月中にCloudflareが情報開示を行なったという。また、支払いはPayPal子会社経由で行われていたようで、PayPal子会社に対しても同様に令状を発行、7月に「サーバー契約者の氏名(ローマ字)や住所、メールアドレス、携帯電話番号、IPアドレス、サーバーレンタル代」といった情報が開示されていたとのこと。 この住所