米Microsoftは22日(現地時間)、画像のメタデータを編集するアドイン「Photo Info Ver.1.0」を公開した。正規のWindowsユーザーは無償でダウンロードできる。対応OSは32bit版のWindows XP/Vista。対応する画像形式はJPEG、TIFF、WDP、HDP(HD Photo)、NEF、CR2、CRW1。将来のバージョンでは対応形式が増えるとしている。 Windowsのエクスプローラ上で画像ファイルにタイトル、撮影者名、キーワードなどのデータを付加し、編集することができるアドイン。データの形式はIPTC(International Press Telecommunications Council)に対応し、XMPサイドカーファイルには対応しない。 公開されているのは英語版のみで、ソフトウェア内の表記などはほぼ英語。編集部で試したところ、日本語のメタデータ
米Kodakは無線LANに対応したデジタルフォトフレーム「EASYSHARE Wi-Fi Digital Picture Frame」を、米国で3月より発売する。10型液晶ディスプレイを搭載した「EX-1011」と8型液晶ディスプレイを搭載した「EX-811」が用意され、米国での価格は前者が279.95ドル、後者が229.95ドル。 メモリカードや128MBの内蔵メモリに保存された画像のほか、無線LAN経由でPC内の画像と、同社のオンラインアルバム「EASYSHARE Gallery」上の画像を表示できるデジタルフォトフレーム。動画の表示も可能なほか、スピーカーを内蔵しており、任意のMP3ファイルを再生することもできる。 本体上で画像をサムネール表示し、コピーや削除、PictBridgeによるダイレクトプリントが可能。 フレーム部のデザインはオプションのフェイスプレートにより変更が可能。リ
キヤノンは14日、都内で「キヤノンの製品と一体化したデザイン戦略 3感を刺激するデザイン」と題したマスコミ向けのデジタルカメラとプリンタのデザインに関するセミナーを開催した。 今回で5回目となる同セミナーは、出版社などを対象に同社の技術などを解説するもの。これまでに、CMOSセンサー、画像処理エンジン、プリンタ、レンズのセミナーを行なっている。 セミナーでは、同社総合デザインセンター コンシューマ商品デザイン部の佐野博部長が講師を務め、「3感」(視覚、触覚、聴覚)とデザインの関係について説明した。 総合デザインセンターは、同社の社長直轄の組織で、同氏が所属するコンシューマ商品デザイン部のほか、産業系機器などのデザインを手がけるビジネスデザイン部、UI(ユーザーインターフェイス)の研究開発や評価を行なうヒューマンインターフェイスデザイン部、商品のパッケージなどをデザインするビジュアルデザイン
米Adobe Systemsのラッセル・ブラウン氏は「シニアクリエイティブディレクター」という肩書きを持っているが、一般には「Photoshopエバンジェリスト」という呼び名のほうが知られている。エバンジェリストとは「伝道師」、つまりPhotoshopの魅力や使い方をユーザーに伝え、開発者とユーザーの仲立ちをするのがその仕事だ。 さらに言えば、ブラウン氏はAdobeの社員というよりも、「名うてのPhotoshop遣い」として有名だ。Webサイト( http://www.russellbrown.com/ )やポッドキャスティング、製品に付属するCD-ROMやセミナーなどで数々のTipsを発信することで、高機能と引き換えに複雑でわかりにくくなったPhotoshopの使い方を教えてくれる。その語り口はショーアップされ、「ソフトの使い方のお勉強」というイメージからはほど遠い。 28~29日に東京
世代を重ねるごとに完成度を増しているエプソンのフォトストレージビューアー。新製品「P-5000」は、HDD容量こそ80GBと変わらないものの、より多機能で完成度の高いフォトストレージとして進化している。ここでは前機種の「P-4500」からの変更点を中心に、簡単な使用感をレポートする。 ■ 圧倒的に美しい「Photo Fine Ultra」液晶 まず目を惹くのは、カラーフィルターにEG(エメラルドグリーン)を加えた「Photo Fine Ultra」液晶だろう。前モデルまでの「Photo Fine」液晶もその美しさに定評があったが、今回はさらに精細かつ階調豊か。24bitフルカラーの1,677万色表示に対応したこともあり、単色面での階調トビが見られず、同時に複雑な色味がスカっと出るようになった。表示面積は異なれど、おそらく大抵のPC用液晶ディスプレイより、パッと見の美しさは上だろう。 明部や
精緻に写真を組み合わせることで、現実と想像の世界を融合させている ジュリー・N・ユルズマン「無題」1976年 デジタル写真において画像合成は邪道なのか。これが今回のテーマだ。デジタルカメラが一般に普及し始めた当初は、デジタル写真ならではの特徴として「画像合成が手軽に楽しめる」ことが必ず示されていた。 そこで作例として、人物を切り抜いて月面と合わせてみたり、空を飛ばせたりと、かなり安直な画像が出回っていたものだ。現在の「デジタル画像合成排斥」への機運は、そのころの苦い記憶にひとつ起因することは間違いないだろう。 が、歴史を振り返ると、写真が誕生した直後から画像合成は始まっており、ダダイズム、シュルレアリスム運動とともに活発に作品が制作され、現在までつながっている。フィルムやプリントを切り貼りし、何重の手間をかけてでも表現したかった世界があるのだ。デジタル技術で、その表現がより手軽に、豊かにで
ペンタックスは、デジタル一眼レフカメラ向けのイメージセンサークリーニングキット「O-ICK1」を30日に発売する。価格は4,200円。 ペンタックス製品専用の撮像素子クリーニングキット。同社のサービス部門でも使用しているという。 キットは、先端に粘着性のあるスタンプ部を持つクリーニングスティックと、スタンプ部に付着したゴミやホコリを除去するクリーニングペーパーで構成。スタンプ面をローパスフィルター面に押し当てると、ゴミ、ホコリ、油分がスタンプに付着するので、ほかの箇所を清掃する前に、クリーニングシートでスタンプ面を清掃。これを繰り返す。 スタンプ部はウレタンゴム製。スタンプ部の角部を撮像素子の四隅に押し当てることで、隅々まで清掃できるという。また、スティックの手元側には、スタンプ部と相似形のガイド部を装備。清掃中に角部の方向を確認できる。 さらに、スタンプ部からクリーニングスティック中央の
会場:米国ニューヨーク ジェイコブ・ジャヴィッツ・コンベンションセンター 会期:11月2日~4日(現地時間) ■ MonsterPod 1人で旅行していて自分自身も入れた風景写真が撮りたいときや、友達と一緒に混ざった記念写真を撮りたいときに、周りに撮影を頼めそうな人がいなかったり、海外旅行先で頼みにくい状況というのはよくあるもの。三脚を持ち歩いていれば解決する問題だが、そういつも持ち歩くわけにはいかない。 以前本サイトでも取りあげられたことがあるが、近くに自転車や木の枝があれば、そこに巻き付けて固定する三脚「gorillapod」を使って記念撮影をすることができる。が、巻き付けるには難しいほど太い幹だったり、ビルの壁しかないというときはお手上げだ。 そんなとき、この三脚? が役に立ちそうだ。背面が柔らかい粘土状のもので出来ていて、これがこの製品の秘密なんだそうだ。説明によると変形する一種の
マクロ撮影時にストロボを使うと、光が強すぎたり、強い影が付いたりと、思うようにいかないことがよくある。また、室内など明るさが足りないところでの手持ちマクロ撮影は、手ブレ写真を連発しかねない。ここで一眼レフカメラなら、リングストロボやツインストロボの使用を考えるところ。しかし、コンパクトデジタルカメラでは有効な解決策があまりない。もちろん三脚を用意し、ラインティングをばっちり決めて撮ればいいのはわかるが、コンパクトデジタルカメラの場合、そこまで手間をかけるまでもない撮影も多いだろう。 そのためか、かつてニコンCOOLPIX用の専用オプションにあった「マクロクールライトSL-1」が、一部のファンに強く支持されたのもうなずける。「COOLPIX4500」と同時発表なので、発売は2002年。もう4年も前の話だ。LEDを光源に採用したというのも、当時としては目を引くトピックだった 今回紹介するソニー
オリンパスブースでもっとも注目を集めていたのが、超小型軽量デジタル一眼レフのE-400。撮像素子サイズが一般的なAPS-Cサイズよりも一回り小さいフォーサーズならではのメリットを追求したモデルで、とにかく小さくて軽いのが特長だ。参考までに現行モデルで主だった小型軽量機のサイズを記すと、 キヤノン EOS Kiss Digital X → 126.5×94.2×65mm、約510g(本体のみ) ペンタックス*istDL2 → 125×92.5×67mm、約470g(同) オリンパスE-500 → 129.5×94.5×66mm、約435g(同) といったところ。これに対してE-400は129.5×91×53mm、約375gと圧倒的に小型軽量なのだ。特に厚み方向の薄さは感動的で、ほとんど出っぱりのないグリップも相まって、携帯性は非常に良さそう。 展示されていたE-400。会場では実際に手にして
注目のFoveonセンサー搭載デジタル一眼レフカメラのSD14に加え、SD14と同じAPS-Cサイズ相当のセンサーを用いた28mm単焦点コンパクトカメラDP1など、いつものレンズ新製品に加えてカメラ本体の発表に沸くシグマブースに、山木和人社長を訪ねた。 今回のシグマブースはコニカミノルタが確保していたキヤノンの真横にあり、人の流れも普段よりも多い。そこには今までにないほどの熱気が感じられる。展示会初日、取材時間も限られていたため、製品の詳細は3日目に話を聞くこととし、まずはこのPhotokinaでのシグマの動向について伺った。 -- 前回はAPS-Cサイズセンサー機向け専用レンズのDCレンズ発売後で、これからをデジタル専用レンズを拡充し始めようとする時期でした。あれから2年、どのような市場環境の変化がありましたか? 「今回のPhotokinaのトレンドは、デジタル一眼レフカメラがいろいろな
ペンタックスは、CCDシフト式手ブレ補正機構を搭載したコンパクトデジタルカメラ「Optio A20」を、9月下旬より発売する。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は4万円台半ばの見込み。 3月に発売されたOptio A10の後継機。CCDが有効800万画素から有効1,000万画素になったほか、「ぶれ軽減モード」でISO1600での撮影が可能になった。ただし、ぶれ軽減モード選択時は記録画素数が2,592×1,944ピクセルとなる。また、画像処理に新型ASICを採用し、高画質な画像を高速に処理できるとしている。 さらに、プログラムAEや各種シーンモード以外に、シャッター速度優先AEとマニュアル露出が可能になったほか、人物の顔を検知してピント合わせと露出を行なう「顔認識AF&AE」や、SDHCメモリーカード対応メモリカードスロットなどを新たに搭載した。なお顔認識AF&AEには、米FotoNa
文書や写真の複写という写真の用途は古くからあり、かつては、カメラメーカーが純正の複写装置を出していた時代があった。フレーミングが正確にできて、接写が得意な一眼レフ用に、トランクに入れて持ち運ぶようなスタイルの大がかりなものだった。 デジタルになって大きく変化したのは、コンパクトカメラでも接写ができるようになり、背面の液晶モニターで確認すれば、正確なフレーミングもできるようになったからではないだろうか? そんなコンパクトデジタルカメラ用に作られたのが「ハクバ デジタル撮影スタンド」(19,425円)だ。 コンパクトデジタルカメラ用(このスタンドの搭載カメラ重量は700gまでとある)のため、折りたたみ式のスタンドでスマートに持ち運べるようにできている。以前の一眼レフ用複写装置は、被写体を置く「台板」が、大きく、重いため、持ち運び用としては使えないものだったことを考えれば、大きな進化だ。 製品の
米Fujifilmは9日(現地時間)、赤外線/紫外線撮影が可能なデジタル一眼レフカメラ「S3 Pro UVIR」を発表した。 ベースは2004年に発売された同社製デジタル一眼レフカメラ「FinePix S3 Pro」。赤外線/紫外線撮影が可能なデジタルカメラとして世界初としている。司法、医療、美術や歴史、科学などの専門分野向けで、偽造書類の鑑定やポートレート撮影などに使われる。 従来、銀塩カメラで赤外線や紫外線で撮影する場合には、専用のフィルムや濃いフィルターと長時間露光が必要で、ピント合わせが難しいなどの困難があった。デジタルカメラの撮像素子には、通常光での撮影において色再現性を高めるために、赤外線と紫外線をカットするためのフィルターが組み込まれているが、赤外線/紫外線画像が必要な場合は、カメラの保証が失われるにも関わらず、これらのフィルタを外す必要があった。 S3 Pro UVIRでは
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